誰がために、写真を撮る?
写真を撮る、撮らない、という選択肢があるのであれば、間違いなく、撮っておいたほうがいい。超写うまで提出する写真をまとめていて、心底そう思った。編集しながら心の中では涙を流しながら。
2002年、大学2年生の僕は、同級生と後輩と、「廃墟 de ポン」という活動をしていた。廃墟に写真を撮りに行き、僕はみんなの記念写真を撮影するというなんとも、いまの出張写真館と重なる様な活動で当時は、廃墟よりも、結局記念写真のほうが自分にとっては楽しかったのである。
長崎の軍艦島。ここは、写真