鈴木心写真学校 note
鈴木心写真学校オンラインサロンに投稿されている写真とエッセイを抜粋して掲載しています。撮り下ろし作品も満載! 最速ですべて読めるのは、オンラインサロンだけ。
これを読めば、あなたも鈴木心写真館がつくれちゃう! 機材のことやセッティングのことはもちろん、鈴木やスタッフの思いまでもご紹介。
「写うま」こと「鈴木心の写真がうまくなっちゃうワークショップ ベーシック」の受講生による作品の紹介と参加体験記です。
はじまりの、1枚ご結婚を控えたおふたりと、ご両家お顔合わせのために、大阪から東京へいらっしゃった新郎さんのご家族。「彼は10年以上を実家を出て暮らしているので、なかなか家族写真もありません。この機会に、今とこれからの家族写真を残したいなと思いました。」と、新婦さんからのご連絡でした。 たのしむ、覚悟まずは、おじいさまとおばあさまの2ショットから。実は事前にこっそり「おじいさまがたのしんでくれるか心配、、、」と伺っていましたが、撮影がはじまると、ひょうきんなポーズや大きな
ついで? きっかけ?昨年の9月、名古屋のカフェ十二ヶ月でご友人が撮影された写真を見て、ここで撮りたいと思った、と名古屋からご来店くださったご家族。1番上のお姉ちゃんは、東京で働いていらっしゃるそう。撮影の前にみなさんで熱海を旅行されたんだとか。旅行ついでの、写真館? 「いや、写真館がメインで、家族旅行がついでですよ。」とは、うれしいお言葉! 5人でひとつ、くらいの気持ちで東京の大学への進学を控えた弟くん、「もっと、これくらいくっついてみて」と鈴木が見本を見せると照れ笑い
雑貨と文具の店、1mm market松陰神社前の駅から線路沿いに少し歩くと、ガラス窓越しに見える雑貨たちが並んだ様子が心をくすぐる小さなお店、1mm marketがある。「これを買おう」と決めて訪れるわけではないのだけれど、スタッフとここに来ると「これ、写真館で使いたいね」とあれこれ欲しくなって買った小さなノートは、写真館の連絡帳になり、お手洗いにはここで買ったアロマキャンドルがある。ひっそりと、マイペースに、小さなわくわくを並べる店主の大塚さんにお話しを聞きました。
目ん玉がごろっと手のひらにのった感じ。スマホカメラはどの写真機よりも生ナマしい。風景に溶け込み、そこにカメラも写真もなかったことにしてしまう。データは電波に乗って、どこかへ飛んでいっちゃっうし。 写真と思想が前進していく。写真機は風景の異物だった。流れる時間をせき止める不自然なもの。カメラを構える人間は、見るだけ、では飽き足らず、それを持ち物にしたい、という欲張りな異物。 写真を撮られる事もまた異様だ。自然は循環するものだから。循環しないで、遺しておこう。いつも写真は人間
この日いらっしゃったこちらのご家族。だいぶ前からご予約してくださっていたのですが、お正月の撮影会にも「練習に!」とご来店くださいました。そしていよいよ迎えた本番に、よく見ると、3人と2匹、みなさまフード付きパーカーです! 元気いっぱいのわんちゃんたち、ボナとペティーと一緒に撮りたい女の子! だけど2匹を抱っこは、むずかしい。「どうやって撮ろう?」お客さまと一緒に考える、はじめてのことをやってみる、テーブルを支えるひと、わんちゃん達の気を引くひと、「もっとこうしてみたら?
写真の仕事は見つめること、伝えること写真の仕事を始めて12年。その間、変化する風景をじっと見つめてきました。良い写真は伝わる写真。 先日発売の週刊文春。巻頭連載の原色美女図鑑の撮影は、自分と写真にとって一つの節目になりました。今日はこの写真をめぐるお話をできればと思います。 2011年雑誌、若手の女優さんとデートする設定の連載。「趣味が読書」だからと半ば強引に段取られた開店前の池袋リブロ。朝早かった。冬のまっすぐな光に溶け込んでしまいそうな繊細さ。撮影中会話はなく「本を探