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現場体験レポート

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鈴木心写真学校(ワークショップやオンラインサロン)や鈴木心写真館を体験した方々のレポートをピックアップしてご紹介。
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#カメラのたのしみ方

いま撮りたい写真のために、いま、うまくなる方法。

写真を撮る人にとって、機材もセットもあるフォトスタジオの現場は学びの宝庫! ということで、鈴木心写真学校の拠点でもある、鈴木心写真館 馬喰横山を開放してご相談ベースのミニワークショップを数ヶ月に一度開催しています。 街の写真館 東村山の田島ふみえさんがその内容をレポートしてくださいました。 東京は東村山市で写真館を営んで6年目の田島です(最近市内で移転しました!)。2月17日の「実演!鈴木心のなんでも写真相談室」の体験をシェアさせていただきます。 今、写真で悩んでいるこ

フォトスタジオだからできる、全方位学びだらけの写真教室。

鈴木心写真学校の拠点は、何を隠そう鈴木心写真館。ふだんのワークショップはオンラインで完結していますが、写真スタジオを広々と使って撮影実演と個々の質問に答えるオフラインのミニワークショップを開催しています。 最大10名、たっぷり3時間。鈴木心と、写真館と。すぐにもらえるプロフィール写真のおみやげつき! 当日の様子を参加者にレポートしていただきました。 カメラも、写真も、撮影も、ぜんぶ聞ける!ながおか写真館の山本良( @day_ryo )です。2024年1月13日に鈴木心写真

写真がうまくなるために、長く苦しい時間を過ごす時代は終わりにしたい。

「学校は何のために行くの? 何のために勉強するの?」 幼い頃、こんな疑問をもった人は少なくないはず。目的がないまま、義務だからと枠に入れて十数年過ごし、いざ社会に出てみれば使い方がわからずに忘れてしまうことばかり。 写真学校も同じ。なんとなく一通りを学んで1、2年を費やし、卒業後は限られた進路で、長く生活も厳しい下積みを経ないと仕事にならない。「写真家」や「(商業)フォトグラファー」が写真の仕事の頂点だという認識。 こんなに多様な時代に、写真は不自由でいいんだろうか。

写真の原理にせまる、フィルム現像のお話。

鈴木心写真館スタッフの谷口ひさえさんが、写真の真髄を学ぶべく! 鈴木心写真学校のオンラインサロンで運営しているフィルム部。 前回は、「フィルムって何?」というお話でしたが、今回は、フィルムで撮影した後の工程「現像」についてお伝えします。 現像ってなんでするの?前回の投稿にも書きましたが、 撮影してシャッターが開くと、フィルムに光が当たり、その光のパターンがフィルム上に描かれます。 でも、この状態だとフィルムが感光しただけで像は見えない。ということで見えるようにするため

良い写真を撮るための「眼」を養う方法

「思ったように撮れない」という写真の悩み。それは言葉通り、「思った(=伝えたい)」こととと「見えている」ことが一致していないから。 写真経験者でも初心者でも陥りがちなそのつまずきを、たった1ヶ月で解消できたのは? ワークショップに参加してくださった西中卓也さんのレポートです。 写真集の(読)みかたがわからない、から写うま3期木曜クラスに参加した西中よりレポートします。 初めて写真集と出会ったとき、正直何を伝えたいのか、どう意味を持たせた構成になっているのかわからず、「へ

撮られる人と見る人の感情が交わる、ポートレート写真集のつくり方

[PDF + JPG + RAW]というパッケージが新しい、鈴木心のデジタル写真集シリーズ「YouTube写真集」。YouTubeの映像が公開されると同時にオンラインストアで新作が続々リリースされ、現在は第15弾までダウンロード購入できます。 YouTube写真集の主な特徴YouTubeの映像で撮影時の生のコミュニケーションが見られる 撮りっぱなしのRAWデータから撮影時の情報も分析できる JPGデータをスマホやPCで開いて閲覧・比較がしやすい PDFをコンビニのマル

写真は「撮る」ではなく「観る」からはじまる。

鈴木心の写真がうまくなっちゃうワークショップの修了生たちによる体験レポートを公開しています。今回は、写うま4期元祖クラスの福田史緒さん。 「写真が好き!」から写真館に就職したけれど写うまに興味をもったのは、専門学校などに通った経験がないまま写真館に就職したので、あらためて基礎から写真を学びたいと思ったからでした。 参加を決めた当時、私は写真館業務のなかで、日々目まぐるしく、とにかく目の前の業務をこなすことに精一杯でした。学生時代の「なんとなく写真がすき!」という原動力だけ

写真をとおして知る、人の世界の見方、自分の世界の見方。

写真は、撮影者が見た景色を記録としてうつしとった媒体。つまり人の目をとおした世界。写うま(鈴木心の写真がうまくなっちゃうワークショップ)に参加した成田大河さんが、その体験をレポートしてくださいました。 オンラインサロンから心の準備写うま4期元祖クラスを修了し、現在断食中の成田です。 シノタクさんというフォトグラファーのYouTubeをよく見ていたところ、おすすめに心さんの動画が。動画を観ていくうちに、自分もこんな風に写真を撮りたいと思いました。 サロンに入ったのが202

ポートレート写真は、一人では撮れないから。

鈴木心写真学校は、オンラインサロン併設型のオンラインスクール。講師の鈴木心、運営スタッフに加えてワークショップ修了生である顧問が、受講生と横並びで学びを後押ししてくれます。 写うま(鈴木心の写真がうまくなっちゃうワークショップ)2期の修了生にして、4期では顧問を引き受けてくださった井上亜紀子さんのレポート。受講生とともに、素晴らしい作品もつくってくださいました。 写うま4期のポートレートクラスで顧問をさせていただきました、井上です。金沢でコトPhotoという写真館をしてい

写真とは、ダンスである。

カメラの使い方に始まり、写真集づくりを通して人に伝わる自分らしい表現ができるところまで3ヶ月でステップアップしちゃう、「鈴木心の写真がうまくなっちゃうワークショップ(以下「写うま」)」。 どうやってたどり着いたのか、写うま修了生の川本達也さんがレポートしてくれました。 写真がうまくなるなら早いほうがええやん。写うま元祖に参加したカワモトです! 2022年の夏に初めてミラーレス一眼を購入。 蔦屋家電で『鈴木心写真館のつくり方』を見つけてジャケ買いし、YouTubeに流れ、ラ

3ヶ月の写真ワークショップで見つけたのは自分らしさだった。

カメラを学ぶことと、写真を学ぶことは似て非なる。鈴木心の写真がうまくなっちゃうワークショップ(以下、写うま)では、写真の在り方やコミュニケーションの観点から始まり、伝えるための手段としてカメラの使い方をレクチャーしていきます。 オンラインにもかかわらず、写うまで写真以上のこと得てくださった、熊本県在住の西かれんさん( @karen_nishi_photo )がレポートを書いてくださいました。 「写うま4期ポートレートクラス」を修了した西かれんです。レポートをさせていただき

写真から始まるコミュニケーションがある。

ポートレート写真ってほんとに人気。ということで、鈴木心の写真がうまくなっちゃうワークショップ(以下、写うま)の4期からポートレートに特化したクラスがスタート。ご参加いただいた鶴田貴大( @tsurudada )さんはにレポートしていただきました。 写真を言い訳にして。自分の参加目的は以下の二つでした。 自分の写真の幅を拡げる 人物撮影にどっぷり浸かる期間を設ける 趣味で写真をやっていて、友人とのコミュニケーションの一手段としてカメラを活用したかったので、被写体をいわゆ

写真はあなたの鏡。自分で自分のことを知るために、写真でできること。

眼からカメラの仕組みを理解し、 名著から自分らしさを学び、再現する。鈴木心の写真がうまくなっちゃうワークショップに受講生によるレポート。鍼灸師である嶋津孝太郎さん( @21glaaaaam )の意外な写真キャリアから、写真という大海原への船出を、そのお写真とともにご覧ください! 「キミのような ひ弱な子は無理だから!帰んなさい」【これまでの写真活動】 TwitterやInstagramなど、SNSに上げるだけが8割、知人の講演会などで、ときどき写真係を。社会人で入学した専門

写真がうまくなりたいと思ったらまず最初にすべきこと

YouTube、本当に便利な時代になりました。写真の撮り方を解説してくれるし、気になるカメラを試してくれている人もいる。でも、いい写真って誰が教えてくれるんでしょう? いい写真とは、伝えたいことが伝わる写真。写真家・鈴木心が、あなたらしく伝わる写真の撮り方をレクチャーする「鈴木心の写真がうまくなっちゃうワークショップ」、通称「写うま」。修了生・蔵元さんのレポートを交えながら、一体写うまではどんなことをしているのか、お話します。 好きな写真を仕事にしたい方こそ最近写真が行