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写真から始まるコミュニケーションがある。

ポートレート写真ってほんとに人気。ということで、鈴木心の写真がうまくなっちゃうワークショップ(以下、写うま)の4期からポートレートに特化したクラスがスタート。ご参加いただいた鶴田貴大( @tsurudada )さんはにレポートしていただきました。

写真を言い訳にして。

自分の参加目的は以下の二つでした。

  • 自分の写真の幅を拡げる

  • 人物撮影にどっぷり浸かる期間を設ける

趣味で写真をやっていて、友人とのコミュニケーションの一手段としてカメラを活用したかったので、被写体をいわゆるポートレートモデルに限定しないポトレ写うまは絶好の機会でした。

言い訳せずに撮ろうと思える、毎日レビュー効果

一つ一つの課題には精度が求められます。人物という動体で取り組むのは思った以上に難しかったですが、どの課題も徐々に慣れていく実感がありました。ワークショップ前よりも色々高い精度で撮れるようになったと思います。

毎日レビューのシステムも非常に効果的。「一日投稿をサボるとレビュー機会を損失する!」という状況が平日の仕事終わりの自分を撮影に向かわせてくれ、人物撮影にどっぷり浸かりたいという目的を達成させてくれました。

写うまのポートレートクラスでの課題はすべて人物が被写体。
鶴田さんの作品にはドキリとさせるこんな一枚も。

人間関係に変化が生まれる

シェアハウスの隣人を撮影に巻き込んだり、友人の友人を紹介してもらったりするなかで、気軽にサシで出かけられる人やタメ口で話せる人が増えました。

「ワークショップでの課題で毎日撮らないといけない!」という物言いは周囲に被写体協力してもらううえで非常に有用。自分のように社交性が高くないけど人をたくさん撮るきっかけがほしい人にこそ、ポトレ写うまに参加する積極的な理由があると思います。

距離、角度、表情のバリエーションを増やす課題も。

新津保建秀になりきって撮る

新津保さんは人物を中心に、風景や建築の写真仕事もしている写真家で、人物と風景を組み合わせることで目に見えないものを表現しています。

被写体を少し遠くから眺めるような控えめな距離感、風景写真を組み合わせつつも表現の主題はあくまで人物にとどまっているポートレートのあり方に共感を覚えました。

ポートレートは撮らせてくれる人がいるからできる

限られた時間のなかで、作品づくりに必要な写真を撮るのは大変でした。被写体を一人に絞って写真集を作ったのですが、相手のスケジュールとの調整が重要になります。

思い立ったときにすぐに撮りに行くことはほぼできないので、一回ごとに撮り切るというプレッシャーがありました。しかしその苦労を差し引いても、撮りたいと思った方を撮らせてもらい、写真集にするという行為には純粋な楽しさと満足感がありました。

一人の写真家の技術を取り込めたら、それは引き出しの一つになる。

これからは新津保建秀さんのような建築写真、ウォルフガング・ティルマンスさんのような静物写真にチャレンジしようと思っています。

それとポートレート課題がうまくかないときに手慰みに撮った長時間露光が楽しかったので、長時間露光系の作家をもっとリサーチしていきたいです。

鶴田貴大さんの写うま修了作品『Springtime』

こちらは修了制作とは関係なく作ってみた、写うま期間に撮った写真を集めて一冊にしてみたものです。

引き出しを一つずつ増やし、組合わせることで、写真の幅がどんどん広がる。撮れるようになったらまた新しいチャレンジを。たのしい写真はワークショップが終わってからもまだまだ続きます。

鈴木心写真館( @ssps2011 )で毎週水曜にインスタライブしている朝ヨガにも写真撮りに来てくださいました。なんと6:30。

被写体の方との関わりだけでなく、ワークショップの同期や、併設するオンラインサロンのメンバーとの関わりも豊富な写うま。鈴木心写真学校が初参加の方は、ワークショップ終了までオンラインサロンも無料になります。たのしい仲間と、たのしい写真を。ぜひこの機会に!

まずは鈴木心写真学校の雰囲気をのぞいてみたいという方は、オンラインサロンからお試しください。初月無料でご利用いただけます。

(編集・山田友佳里)


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