ゲーム音楽が変えた、中学時代の日常
中学校で登下校や掃除の時間にかかるクラシック音楽があって、当時放送部だった僕は、そのかったるい音楽に終止符を打つべく、音楽の提案を自主的にすることにした。
セガのゲーム音楽が大好きだったぼくは、その詰め合わせを先生に渡し、この曲が登校、掃除は、下校は、なーんて、説明を振ってカセトットテープを渡したんだった。
ゲーム音楽の行方
つい先日行ったBTTAでプレイしたデイトナUSA。
初代はさることながら、2作目のサントラは配信には存在していない、データ販売すらしていない。その理由は簡単で、ゲストボーカルの歌が入っているから何らかの形で版権の許可の根回しができず(するコストと配信用意するコストバランスもおそらく悪い)黙殺されている。
ニューヨークでレコーディングされたその曲を、ハイファイで聴きたいな、、、なーんて思い、もちろん実家には保管されているんだけど、郡山往復か、、、、なんて、調べてみたら、あった新宿のディスクユニオンにその在庫が。
しかも、アニメ・ゲームミュージック館!?ができてる、、、そこはかつて、JAZZ館だったところじゃねぇか。ということで飛んでいくと、おい! 平置きになってるじゃん、やめてぇ〜と懐に抱えつつ、見つめる商品棚。なるほど、週末のセールのために、主だった在庫は隠している模様、、、そんなに思い出の琴線にはふれずに、スルーできて3枚だけ購入、どれも実家には、データではもっているんだけど、、、
円盤にのってめぐる思い出と
レコード派のあなたに一言、そのパフォーマンスを引き出すのは容易ではない。針からスピーカーまでの尋常じゃない機材セッテイングができなければ、味という名の妥協で消えていく、、、しかし、実はCDにも計り知れないデータが内在されているのをご存知だろうか。
むしろ、CDのオリジナルを丁寧に保管しておくことのほうがアナログよりもポテンシャルを引き出す、と言われていたりもする。なぜなら、デジタルベースの機材なので発展していく可能性があるからだ。
実際ソニーのレジェンドエンジニアの一人といわれている、お鈴のオーディオの師匠は、完全にCDに振り切っている。むしろCDのポテンシャルを引き出すことに命をかけている、自然エネルギーの自家発電というレベルまで、、、、、。
なので、実はCDも奥深いのだ。今投げ売りされてるけどね(つまりチャンス)!
ということで久々にしびれるジャケデザインに見惚れつつ、そっとCDを置いて、ウィーンと回す。ああ、これも、ドライブゲームのタイヤの回転と同じではないか、、、、なんて、思い出も、ゲームも回転する、循環する。
ということで、鈴木が提案した、登校時のテーマ曲、お聞きください。
当時の学生生活とゲームの設定を引っ掛ける、皮肉な選曲に、ついつい笑みがこぼれてしまうかも。
(文:鈴木心)
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