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たった1枚で物語を感じさせる人物写真

写真を撮るとき、どこに立つか、どこに座るか、そんな「立ち位置」によって写真の雰囲気やストーリーが変わることをご存じでしょうか? ただ自然に見えるように見えて、そこには意図的な配置の工夫が隠されています。

家族写真で誰がどこに立つか、その理由や考え方について掘り下げてみましょう!


「指示しない」が基本、のうえで

「立ち位置ってどう決めてる?」
この質問、ちょいちょいされることがあります。

私は結構「好きなところ立って〜」「カウンター席に座るイメージで座って〜」「◯◯ちゃんはどこが良い?」と立つ場所・座る場所はお客様に委ねることが多いです。

 けれど、スピーディーに撮影しなくてはならないイベントでは「ここだ!」と意図して決めさせていただくことも多いです。

平山的、立ち位置を考える基準!

どこに誰がいてくれたら、みんな一斉に盛り上げられるかな、とか。小さなお子さまはおもちゃで遊ぶことが多いので、どういう組み合わせにしたらお父さんお母さんを置き去りにしないかな、が私の立ち位置を決める基準です。

どうしたら、楽しんでもらえるかな?

あんまりご機嫌でない子がいたり、拗ねている子がいたり、そんな時は特に立ち位置のパワーが重要です! ご機嫌斜めだからだっこ? 抱っこするにもその位置は? ご機嫌なご兄弟・ご姉妹がいるのであれば、ご機嫌斜めな子も楽しくなっちゃうような、立ち位置と遊びを考えます。

例えば、ご機嫌斜めな子とご機嫌な子の位置を離してしまうと、ご機嫌な子しかいい表情にはなりません。 人は誰でも、そばにいる人のたのしい! や笑顔にひかれるものだから、くっつけたほうがご機嫌斜めな子もたのしませやすかったりします。

ハプニングを起こすんだっっ!

たのしいだけではなくハプニングが起こるかも!?を予想して立ち位置を決めたりもします。 例えば、中高生以上の女の子とお父さんをあえてくっつけてみる!すると「いやだ〜!」とか「いつぶり!?!?」とか驚きが、見応えのある写真に仕上がったりもします。

家族写真の立ち位置は無限大、真ん中にお子様が絶対にいなくてはならないわけではないし、いろんな立ち位置を試して、分析してみることは、とてもたのしいですよ!

最も自然な表情も、最も自然なつながりも。

プロフィール写真だけじゃない! 家族写真も思いっきり楽しんで撮れば、思い出に残る体験に。

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雑誌や広告の撮影で使われる大きなスタジオで、お子様も、お父さんお母さんも、全身で楽しみながら撮影しましょう! おじいちゃん、おばあちゃんもぜひご一緒に。

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(写真・文:平山あきひ、編集:山田友佳里)

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