フォトグラファーって、コンプレックスをなくしてあげられるんです!
写真に写る自分の顔に対して「もっとこうだったら…」と感じることは少なくない? 特に顔のコンプレックスは、日常では意識しなくても、写真になると気になるもの。
撮影のプロが向き合う現場でも、こうした自己評価が話題になることが多々あります。だけど、写真の力でそれを超えていきたい!
まずは、わたくしごと。
皆さんはご自身の顔に(顔だけじゃなくても)コンプレックス、ありますか?
私は写真館という仕事をするまで、自分の笑顔が大っ嫌いでした。歯並び悪いし。急遽行った歯医者で「歯並びさえ良ければ可愛いのに」とか言われてブチギレそうになったことがあります(笑)。
なんなら今でも、好きにはなれないけど、嫌いではなくなりました。
たとえば、プロフィール写真。
人とは違うところや、整っていないところを人はコンプレックスにしがち。でもそれは個性だから、好きになってほしいもの。
目が片方一重で…
歯並びが悪くて…
笑うと目が細くなる、しわが気になる…
そばかすやほくろ、傷とかもそんな感じですね。
そんなとこ、誰も気にしない
上で挙げたコンプレックスを、特に女性は気にしがち。
でも自分以外はそんなの全く気にしていなくて、どんな表情をしているか、どんなことを思っていそうか、それが写真を見る楽しさだから気にしなくていいんです!
……って、コンプレックスを口にする方にちゃんとお伝えするのは、フォトグラファーとして意外と大切なこと。
「こっちから見る顔が好きで…」と推し顔を教えてくれる方も少なくはありません。だったら、その方向も、反対からも撮ってみましょう!
素敵な笑顔はどちらから見ても素敵だったりします。
そうやって、お客様がご自身のコンプレックスを受け入れる体験にしちゃうのです。
さらにプロフィール写真なら
写るのがその方一人だから、余計コンプレックスに目がいっちゃうけど……目の大きさが均等に見える顔の向きを探して撮影したり、ご本人が気にせず使えるようになるべくそのコンプレックスを抑えて撮影してみたりすることもできます。「写真」って「真を写す」って書くけど、魔法にもなっちゃう、すごい。
エステでも美容外科でもないのに人の心を軽くできる、写真が秘める力を信じてがんばっていきましょう、おー!
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老若男女問わず素敵な表情をこちらのページでぜひご覧ください。インスタグラムでもご紹介しています。
最も自然な表情も、最も自然なつながりも。
プロフィール写真だけじゃない! 家族写真も思いっきり楽しんで撮れば、思い出に残る体験に。
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(文:平山あきひ、写真:谷口ひさえ、編集:山田友佳里)
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