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人物撮影における構図のポイント3選!

写真館の写真はパターンに収まりがちだけど、お客様がもっと自然に!そして飾ってお家で何度も見返したくなるように。鈴木心写真館の構図の秘密を平山あきひが大公開しちゃいます!

記念写真撮影をされているフォトグラファーのみなさん、ぜひご参考に。さあお客さまの立ち位置を決めたら、カメラを構えて構図を決定!

1. 不要なものは省く!

ここでいう不要なものとは、お客さまの「今」を残すのに必要のないものです。

例えば、良い表情に集中するために、椅子や立ち姿が伝わる情報は省きます。椅子を写さない、座っていることがわかる太ももは写さない、といった工夫が必要です。これはスタジオでもロケーションでも同じです。

逆に、必要なものは入れる!
例えば、七五三で「千歳飴を持った写真が欲しい!」と言われたら、表情がしっかり写る写真と千歳飴が写る写真の両方を撮影することで、ご要望を満たすことができます。

また、ぎゅっと手を握っている場面や、何かのハプニングで手元に感情が表れるときは、顔だけでなく手元まで写すことで、そのときの状況がより伝わりやすくなります。

2. バリエーション豊かに

特に複数枚のデータをお渡しするときは、並べたときに単調にならないように工夫します。寄り・引き・縦・横・カメラ目線・見つめ合う目線と、すべてを網羅するよう立ち位置や構図を決めて撮影しています。

慣れるまでは、「このパターンを撮るぞ!」と参考写真をあらかじめ見つけながら撮影パターンを決めておくと、バリエーション豊かな写真が撮れます。

鈴木心写真館の作例ベストはこちらに〜! 鈴木心写真館のインスタグラムでは、最新のお客様のお写真をご紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね。

3. 基本は寄り、余白を意識しすぎない

鈴木心写真館が最も伝えたいのはお客様の自然な表情。その撮影体験が楽しかったという熱量をできるだけ高いまま、写真に収める。だから無駄に広い余白をとることはしません。

動きのあるシーンや動きが伝わるようにしたいと思って余裕をもって引いてみても、結果的に「この余白は必要だったかな?」と反省することも多いです。むしろ、不確かな空間をつくるより、必要な部分をぎゅっと詰めた方がノイズになりません。

プレミアプランでは雑誌や広告の写真を撮影するときに使う大きなスタジオなので、思いっきり引いて、お客様に自由に動いていただきます!お衣装と、大人数でもみなさんの関係性がうつせるどびっきりのプラン。

ハプニングだって大歓迎! 写真館での撮影が楽しかった思い出を、写真を見返して思い出してもらいたいから。

構図の基礎を意識して楽しむ

以上の3つはあくまで基礎中の基礎。そのうえで、お客さまごとに試行錯誤しながら楽しんでいます。まずはここから、意識してみてください!

写真館を育てる写真館

鈴木心写真館とともに、鈴木心写真学校では写真館のような撮影をお仕事にしたい方を育てています。

ライティングを始めたい方も、極めたい方も。

写真表現の深さを知り、幅を広げたいなら

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(文:平山あきひ、編集:山田友佳里)

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