見出し画像

写真で学んだ「ものの見方」が活かされる、アートな体験。

鈴木心写真学校のオンラインサロンでは、意外にオフラインな学びの機会もももりだくさん。2023年7月には、初めて修学旅行を開催し、直島のアートツアーをしてきました。

なぜ写真学校がアートツアーなのか、メンバーは何を体験しに行ったのか? 竹田真悟さん( @shingo_takeda.photo )から、レポートリレーが始まります。

おとなちゃれんじ2023夏!

今回は初めて娘と2人での旅行でした。
本当は妻も参加する予定だったのですが、直前に熱中症で倒れ!

一時はキャンセルも考えましたが、子供がいると妻も十分に休めないし…。

マキュウも言ってた、「ピンチはチャンス!」
せっかくだからチャレンジに変えて、こどもちゃれんじならぬ、おとなちゃれんじ! ということで、ベネッセに向かったのでした〜。

このふつふつと湧き上がるモチベーションをくれる心さんやサロンメンバーに大感謝!!子供や荷物のサポートもありがとうございました。

直島は10年以上ぶりの4回目! 独身から子連れに進化した僕は直島を楽しめるのか? サロンでいろんな体験をして、何を感じるのか?
ドキドキ、ワクワク! あとソワソワ!

直島での感動体験ベスト3!

1. 地中美術館の入り口を上がって、展示へ向けて下る中庭!

今回1番鳥肌立ったのがここ! 安藤忠雄さんの建築です。

コンクリートのエッジのキレと、空の切り取り、下に敷き詰められた石、
直接のみで構成された金属の手すり、スロープのスリット。

めちゃくちゃデザインされた建物を見ながら、僕が(「鈴木心の写真がうまくなっちゃうワークショップ」で)の写真集制作で参考にした石元泰博さん(建築家の丹下健三氏とともに桂離宮を撮影した『桂』を刊行)なら、どう写真としてデザインするのか、これだけデザインされた場所はどこを切り取ってもデザインになるから、写真にする必要なんてないのか…
なんてことをぐるぐる考えさせられました。

2. ウォルター・デ・マリア

娘と何回あの階段を上り下りしたことか! 玉の記憶より運動の記憶。
娘にも身体の運動の記憶と共に、あの空間の景色がどこかに残るといいな〜なんて想像しながら。

僕はやはりモノが好きなので、大きな御影石の玉や、周りの金の棒、
やたら反響する大きな空間から大きなパワーを感じました。

学生時代よく行った桃山御陵の天皇陵を思い出しました。

3. 李禹煥美術館

少ない質量で空間をどうやって制圧するか。
ただの大きな自然石か、作品か、誰が鉄板を曲げたのか、石元さんがバウハウス時代にしていた、白い紙にひたすら点を一つ書くトレーニングを思い出しました。

ここもモノ好きな僕にはたまらない場所でした。
大好きなテクスチャーだらけだし、空間の圧力やパワーがありました!

好きなものを知る=自分らしさを知る

今回の旅で、モノが好きなのを改めて自覚しましたし、モノのどういう部分に惹かれるのか、それはどこからやってきたのか発見する機会になりました。

娘は想像以上に土や石いじりが好きなのがわかったし、股関節脱臼を乗り越えて、あれだけ階段を上り下りすることに成長を感じました。

今回は子供を連れているので、写真を撮る時間がなかったのですが、みなさんにたくさん写真を撮っていただき本当に感謝です! 帰った後は、心地よい?! 疲れがどっと押し寄せて、体育祭が終わった後のような達成感を味わいました〜!

改めて、今回のチャレンジをさせてくれたみなさんに感謝です!

写真:鈴木心

仲間と、写真がうまくなっちゃうワークショップ!


現場体験レポートは、鈴木心写真学校のオンラインサロンで掲載中。オンラインサロンにご加入いただくとすべての投稿を最新・最速でご覧いただけます。

写真を深めたい、アートを知りたい方も、オンラインサロン。

鈴木心写真学校で一緒に学んでみませんか?

全国各地で出張している鈴木心写真館のイベントとセットで、鈴木心写真学校のおためしワークショップも開催しています。

たった写真の意識が大きく変わる2時間!まずは体験してみてください。

(編集・山田友佳里)


いいなと思ったら応援しよう!