動物も家族。わんちゃん撮影はこんなふうに。
鈴木心写真館のフォトグラファー・平山あきひによる、リアルタイムでアップデートされる写真館の今をつづるマガジン「鈴木心写真館のつくり方」。
今回は、わんちゃん(アニマル)撮影について!
わんちゃん撮影は、フォトグラファーひとりではほぼ不可能です! 必ず飼い主さん、もしくは前座(撮影を行わず、お客様とのコミュニケーションやライティングの調整を行うポジション)と協力しましょう。
抱っこできない大きさの犬を撮る場合
鈴木心写真館の場合は、以下の手順が基本。
ワンちゃんがお座りできる大きさの椅子に抱っこで乗せて
おすわりさせてもらって
おやつや声かけで目線を取る!
大型犬も同様に行いますが、椅子の上でのおすわりが難しい場合にはテーブルで代用したり、床に直接おすわりしてもらって撮影しています。
飼い主1名が2頭連れてきた場合
前提の通り、1頭でもフォトグラファー1名+飼い主さん or 前座さん1名は必要です。ので、飼い主さんにに2頭を手懐けてもらうか、ヘルプを1名呼ぶかの2択になるかと思います。
もし人が苦手なわんちゃんだったら、事前に会ったり遊んだりする機会を持てたら良いかもしれないですね。
最難関かも?! ねこちゃん撮影
ねこちゃんは家につく動物。なので、当館ではあまり自然でないという観点から実はおすすめしていません。
それでも撮りたい! 方には専用のキャリーバッグに入れてきてもらい、撮影のギリギリに出して、抱っこして、撮影。わんちゃんのように先に野放ししてしまうと隠れられる場所を探して一生出てこなくなって詰みます(泣)。
猫ちゃんはとっても敏感なので、抱っこしてもらったらスムーズにご家族の表情を引き出して早めに撮影を切り上げましょう。
動物撮影をスムーズに行うチームワーク
人間の家族撮影と同じで、〈抱っこできない大きさの犬を撮る場合〉の流れさえ理解していたら「今だ!」というポイントがやってきます。もし必要であれば、さらにポジションや役割を決めておくとよいかも。
飼い主だけに従順か、他の人にも従順か(お座りなど)を即座に見極めて、誰がお座りさせたらいいのか
おやつの効力はどのくらいか(「待て」がどのくらいできるかで、飼い主さん or 前座さん1名がおやつを持ってお座りをさせてからカメラまで目線を引いてくるのか、お座りさせる人とカメラ側とでおやつを両方持っていた方が良いかが決まります)
カメラ目線、どうする!?
動物でも目線の引き方は、やっぱりコミュニケーション。
「わん!」と犬語でおしゃべりしてみたり、「おさんぽいくよ〜!」「おやつ!」など、聞き慣れているであろう言葉で会話してみたり、おやつの袋を見せてみたり。
動物用にあったらよいおもちゃや機材、道具など
お子さまの年齢に合わせたおもちゃがあるように、鈴木心写真館にはわんちゃん・猫ちゃん用のおもちゃがあります。
大型犬には大きめ、小型犬には小さめなおもちゃ、かみかみするのが好きな子向けのかたーいおもちゃなどいろいろバリュエーションあると良いでしょう! 「ピコ!」と高い音が鳴るおもちゃは必須ですかね。
前述のとおり高いところにお座りさせてあげるとじっとする子が多いので、お座りできる天板サイズの高めの椅子や机、おやつがあれば問題ないと思います(安全には気をつけつつ)。
難しいわんちゃん撮影。でも、心が通じ合った!と思える瞬間があると家族の撮影よりもわくわくするかも!? みなさんもぜひ楽しんでくださいね。
家族みんなで、想像を超える写真と体験を
当館では、撮影自体を、すべてのお客さまとスタッフとで楽しめるよう心がけています。写真を見ながら、撮った日のことを思い出して語り合っていただきたいから。
お試ししやすいイベントやキャンペーンを随時開催しておりますので、まずは体験にいらしてください。12/29まで大変オトクな鈴木心指名料無料キャンペーンを実施中! 残枠わずかですので、詳しくは鈴木心写真館公式LINEにて!
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雑誌や広告の撮影で使われる大きなスタジオで、お子様も、お父さんお母さんも、全身で楽しみながら撮影しましょう! おじいちゃん、おばあちゃん、わんちゃんもぜひご一緒に。
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(文:平山あきひ、編集:山田友佳里)