写真だけで、記憶にのこる、新しい商品をつくる方法
広告・雑誌などの撮影で使われる大きなフォトスタジオで、全身で動き、衣装もしっかりのこせる、鈴木心写真館の「プレミアプラン」。
これまでの「ギュッと身を寄せて顔が見える」鈴木心写真館スタイルとは真逆ともいえるスタイルはどうやってできたのか? 発売したばかりの鈴木心写真館作品集『撮った日が、記念日。5号』のブックレビューをUXデザイン、音楽家、写真館活動もおこなう牧野翔さんが書いてくださいました。
まっきー写真館( @mackie.photos )として活動中、鈴木心写真学校のワークショップもコンプリートしつつある牧野です。初めてのブックレビューにドキドキ、、、お送りします。
写真館のカタログではなく写真集!
「鈴木心写真館への道」や「マネタイズワークショップ」などで毎回参考にしている「撮った日が、記念日。」シリーズ。
自分にとってはサンプルでした。
が、今回の5号を手にとってみると、、、
コレ、写真集!!!!
広告用の大きなスタジオはまるで屋外で撮っているかのよう。
動き回るご家族の躍動感はYouTube写真集のよう。
何度も何度も見返してしまう、、、
鈴木心写真館の写真は、顔がギュッとくっついていることが多いけど、
これはくっついていない分、見渡す時間がかかる。
見渡しながら、順番に家族の関係、コミュニケーションが浮かび上がってくる。
小物や服、一つ一つに背景を想像する。
1枚ずつでも、1冊を通しても、そこにはストーリーがある。
そして、サビのように訪れる近接急展開。
でも、いつもの鈴木心写真館の写真とは違う余裕がある。
程よい余白による彷徨(さまよ)いは『どう\でもいい』のようでもあったりして。
韓国で撮影してきたYouTubeを見たり、実際にスタジオをお手伝いしたりしていたけど、やっとわかった。
心さんの「新しいものをつくる」「逆にいく」とはこういうことなんだ、と。
ものごとは、複数のものからできている。
だから、反転させる場所を変えるたびに無限の可能性が生まれる。
いろんなワークショップもベースが存在して、そのパラメータを自分らしく置き換えていくことで、自分の作品ができる。一緒じゃん!!
その積み重ねから生まれた『撮った日が、記念日。5号』が、写真集じゃないわけない。
読んで、体験して!鈴木心写真館 プレミアプラン!
プレミアプランは3世代のご家族でも、20名程度のグループでも、ちょっとリッチに撮りたいプロフィール写真でも。広い空間で撮る、衣装も表情もしっかり見える写真だから、さまざまなご要望におこたえします。
作品例は写真集で、ミニ体験会も定期開催中!
鈴木心写真館は、こうしてできた。
2011年創業、これまでに42,000名以上を撮影してきた鈴木心が、写真家として本気で写真館に取り組むワケと、10年にわたるノウハウすべて。 まだまだ変化し進化しつづける、鈴木心と鈴木心写真館のこれまでとこれからを余すことなく詰め込んだ1冊です。
人を撮る仕事を極めたい方は、実践のワークショップ!
(編集:山田友佳里)
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