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「写真を見たとき」から想像する、「写真を撮るとき」に大切なコミュニケーションって?

「はい、笑って!」「いい子だからじっとしててね」なーんて一方的な指示をするのはもう古い。うつる人全員の自然な表情を引き出すために、それぞれに合ったコミュニケーションが求められるのが、写真館での撮影。

鈴木心写真館流! キッズコミュニケーションをフォトグラファーの平山さんが解説します。

実はとっても大事、写真の仕上がりにも関わってくる「お姉さん、お兄さんを子供扱いしないこと」について今日はお話しします。

子供扱いしないって?

ここでいう私のお兄さん、お姉さんは小学校低学年の子たち。大きくなると下の子がいなくてもお姉さん、お兄さんって憧れるもの、そしてよくお子さまたち本人も憧れる存在です。

私はいつも、幼稚園・保育園卒業~入学、七五三7歳はなるべく会話でその子を掴もうと心がけます。

小学生低学年になってもおもちゃが好き、楽しいのは当たり前ですがおもちゃよりももーーっと個性がでるのはお話しすること。だから、おもちゃに頼らず会話で仲良くなるのが私がお子様たちと仲良くなるポイントでもあります。

でも、いい意味で子供は子供だから

大人と全く同じように接しすぎるのもよくありません。言葉がわからずうまく表現できなかったり、緊張していて言葉がでてこなかったり、その子のペースに合わせてというのは大人とのコミュニケーションとかわりません。

しかし、大人のレベルで小学生低学年くらいの子とお話をすすめてしまうと、お子さまから会話を広げることは難しいので質問攻めみたいになっちゃいます。

だから、お子さまがより興味があるものと絡めてみたり、お母さんお父さんもコミュニケーションに加えてみたり、その子が楽しくなる話を探してあげましょう!

何を話したらいいんだろう?

好きな食べ物、アニメ、キャラクターは王道。だから、意外とポケモンとかゲームとかを勉強しておくと役に立ちます。私はもとからポケモンが大好きだから、ポケモン好きな子だったらクイズだしたり、お母さんお父さんをポケモンに例えてみたり、とか!

あとは、学校のこと。「何組だった?」「先生のお名前覚えた?」「何のお勉強がすき?お勉強の時間と、給食の時間、どっちがすき?」でもそれだけじゃ話は広がらない。

「もしランドセルにお母さんが小さくなって入ってきちゃったらどうする!?」
「その可愛いランドセル、お父さんが背負って学校いってもいいかな!」

とか、非現実的なことを加えてみたり、「先生の名前おさる先生なの!?」わざと聞き間違えてみたり。

シャイで全然お話ししてくれない子にも何かクスリとくるポイントはあります。それを探して仲良くなって、楽しい撮影にしましょう!

お子さんとのコミュニケーションの参考例は、こちらの記事もおすすめ。

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撮影時のキッズコミュニケーション例は『鈴木心写真館のつくり方』にもたっぷり解説しています。2011年創業、44,000名を撮影してきたノウハウをギュッと詰め込んだ渾身の一冊。

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本コラムは、鈴木心写真学校のオンラインサロンで毎週金曜に更新されています。オンラインサロンにご参加いただくとすべての投稿を最新・最速で読むことができます。

(編集:山田友佳里)

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