「忙しい」を言い訳にしてしまう人へ。
忙しくって写真が撮れない?
んなわけないさ。
忙しいかどうかは、自分次第。みんな忙しいんだから。
振り返ると
中国|個人の撮影案件
福岡|娘と
京都|出張写真館イベント
大分|スズナリコーヒー
那須|逃避
川口〜東京|指名予約
福島|出張写真館イベント
東京|プレミアプラン 体験会
と、怒涛の日々だったわけですが、仕事したくねぇ!とは思っていても、時間がないから写真が撮れない、なんてことは1ミリもなかった。
むしろ忙しさに応じてカメラが変化していく。小さく、機動力高く。そして目に近くと。
どうりで、この数週間は小さなカメラに関心が生き、重いものは敬遠してたわけだ〜(と自分でも知る)。
目的地が閉ざされて、求めていたものが見える
さてさて、大分から帰ってきて、よく朝、那須か北海道か、、、と、虫の知らせ。現実的には日帰りなら、那須か。そう、那須には心地の良いカフェがある。コーヒーはそれほどだけど、スコーン嫌いの僕でも、美味しいと思うスコーンがある。あれをとりあえず目標に。ミスっても、ピザも図書館もあるしな、、、、
と、朝カフェ仕事をしながら、キラーンと思いつき、ランチタイム前には!と思いながら、ぶっ飛ばす。那須へ。那須塩原からレンタカーを借り、さらにぶっ飛ばす、そして、、、つ、、、ついた、、、、!
あれ?休み、、、、
SHOZO CAFEの本丸、、、那須、、、、、おぃ! と調べずにきた自分も自分だけど、でも本当の目的は食べ物じゃない。この空気感だった。なぜこの場所を心地よく感じるんだろう。その答えは店が休みのほうがむしろ際立つ。
那須にあって、那須にないもの
福島県民にはお隣すぎて、そして東京に行くときに窓から見える風景としての那須。でもここにはマジックがある。まず高原であること、空に近い場所で空気も水も綺麗である。そして、湿度が低い。人が少なく、電磁波もない。
いわゆる、田舎かもしれない、でもこれが新幹線1時間で、このリゾートへ、そして、黒磯まで足を伸ばせばさらにカフェもピザも、雑貨屋もある。おされな(あまりそこは関係ないんだけど)。人が集まる雰囲気がある。
この独特の気、これこそが自分が感じたかったものなのだ。さすが田舎生まれ、、、、よ、、、、。ちょっと黒磯に寄ってリチャージし、東京にもどる。密やかに、、、、。誰にも那須に行ったよ、なんて知らせず、自分のなかにひっそりとしまって。
どんな自分のために、どんな時間を体験をつくる?
明治維新でお馴染みの、高杉晋作は走りながら考える人、と呼ばれていた様に、むしろ移動することで、自分の角度を変えていく、それは、ものではなく、空気や、水、そんな無垢な環境からの影響を受けることもある。
あらためて、こんなビルばっかりの環境から、美しいものが生まれるか? と問われたら、それは、NOと言わずにはいられない、思わずにはいられない、一週間であった〜。
年明けにはまた、新しいワークショップのクラスがはじまる。時間はつくるもの、そして世界の見え方は自分次第。そんな機会にしていただけたら幸いです〜。
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(写真・文:鈴木心、編集:山田友佳里)