鈴木心写真学校の修了生はいま! vol.23:&しゃしんかん 中祖直子さん(神奈川)
鈴木心写真学校の修了生が何を学び、現在どんな活動をされているかをご紹介する連載。
第23回は神奈川県を拠点に活動する中祖直子さんです。
神奈川県横浜市在住の中祖直子です。普段は横浜市を拠点に、ご家族の記念写真や地域の学童、企業撮影を出張形式で行っています。
一昨年、自宅の一室を改装してフォトスタジオとして使用できるようにしたのですが、長らく自然光での撮影をメインにしてきたため、フラッシュ撮影の技術を一から学ぶ必要性を感じていました。
そんなとき友人から鈴木心写真学校を紹介してもらい、ライティングのクラスを受講。長年一人でカメラマンとして活動してきたので、新しい学びの場に飛び込むことは勇気が必要でしたが、思い切って挑戦したことで一気に新しい世界が広がったと実感しています。
修了したワークショップは以下の通りです。
写真館総合力 強化演習
写うまライティングクラスでは知識ゼロの状態から学びはじめましたが、
ライトやディフューザーの距離、高さ、そして角度を調整しながら何度も実践。その都度レビューをもらうことを繰り返したおかげで、ライティングの基本原理を理解することができました。
まだまだ学ぶべきことは多いと感じていますが、見せたい部分に視線を導くライティングを知り、出張撮影も含めて全ての撮影に活かすことができています。
また、ちょうどライティングのワークショップを受講中に、地元のかながわアートホールで写真展を開催するお話をいただきました。修了制作を兼ねて、精一杯撮影させていただいた障害児とそのご家族の写真を展示することができ、多くの方にご覧いただけたのは貴重な機会になりました。
この学びの場を通じて、同じ志を持つ仲間が全国各地に沢山できたことも、大きな収穫の一つです。特に、障害のある方の撮影を積極的に行っている仲間との出会いは大変嬉しく、今後の活動への視野を広げるきっかけになりました。
その仲間たちと、障害のあるお子さまの撮影について相談し合った様子はこちらの記事で!
私にも重度の障害のある息子がいます。そのため、写真スタジオなどに行きにくいと感じているご家族の気持ちは痛いほどわかる。大変だからと写真撮影を諦めてしまうご家族を少しでも減らしたいという願いのもと、これまで障害児・者やそのご家族の撮影を積極的に行ってきました。
最後に受けたブランディングのワークショップでは、そんな想いや、今まで取り組んできたこと、これから実現したいことをきちんと言語化することができ、目指すべき方向が明確になったと感じています。
今年から、屋号を「&しゃしんかん」に変更予定! 引き続き、どんな方でも
のびのびと安心して過ごしてもらえるような写真館を目指し、活動していきます。
(写真・文:中祖直子)
フォトグラファーを育てています。
オンラインスクール鈴木心写真学校では、「作品づくり」と「ライティング」の2本軸でワークショップを開催しています。
初心者も、経験者も自分らしい写真が見つかる|ベーシック
撮影の基本知識から美術教養も学べて、良質な写真集もたっぷり紹介。好きな写真で、何をしたいですか? そんなあなた自身の夢や目標をより実現できるお手伝いをします。
カメラが使えるなら、光も使えるようになろう|ライティング
鈴木心写真館のシンプルで実用的なライティングテクニックを3ヶ月で。人にも物にも素敵な「表情」がある。見せたいところを伝わりやすく自然に写す技術は、光と、被写体と向き合うことから始まります。
逆に、「写真は撮っているけど何をしていきたいんだろう?」「自分らしい写真や仕事ってなんだろう?」というお悩みも、ワークショップにご参加いただくことで目的がはっきりと見えてくることでしょう。
まずは3ヶ月、みなさまのご参加をお待ちしております!
鈴木心写真館&やさしい写真教室 全国ツアー
撮られてみると撮ってみる、両方でたのしい写真体験を。写真撮影も写真教室も、通常より超お得にお試しいただけるイベントです!
(編集:山田友佳里)