写真家歴23年の、作品のつくり方。
鈴木心写真学校では、オンラインサロンでつながる全国のサポートメンバーがいます。いつも北陸を盛り上げてくださっているのが、コトPhotoの屋号で活動する井上亜紀子さん。
今回は、鈴木の作品制作に帯同したときのことをレポート。写真家はどうやって写真を撮っているのか? その裏側と井上さんから見た鈴木についてご覧ください。
いのっちです! 今回は7月に心さんが in 石川県されまして、そのレポートをお届けします。
向田の火祭り
心さんが作品づくりとして取り組まれてきた火の撮影。
今回は日本三大火祭りの向田の火祭りを撮影することに! 腕章?をつけ、大松明のすぐ近くまで行って撮影。
火の粉が降りかかるなか、炎のギリギリまで近づく。FUJIFILM GFX IIの1億万画素での大松明の炎は圧巻でした。
そして、被災地へ
今回は輪島と珠洲に行きました。元旦の発災から半年が経ちましたが、復興しているとは言えないほど進捗がありません。
私は2月に作品づくりのために伺いましたが、そのときと状況はさほど変わらず。同じ場所を心さんはどのように撮るのだろうと、とても気になっていました。
一番の違いは被写体との距離。
写うまベーシックの最初の課題と同じ。
火祭りのときも同じく、最短距離の攻め方が尋常じゃなかったです。だからこその、風景があり、唯一無二の写真が撮れるわけです。
実際に撮影された写真はこちらの記事で。
スタジオを抜き打ちチェック!
最後に、私が金沢でやっているコトPhotoへ突撃訪問! 住居の一部を使った小さなスタジオです。
直に聞ける強みは計り知れない! いつも思ったように撮れないのは場所のせいにしていましたが、光の読みが甘いだけと知りました。
こちらはYouTubeでご覧ください〜!
撮れる画を想像して構える
今回、記録撮影もさせてもらったのですが、心さん撮り放題ということでアドレナリンがドバドバ出ました(笑)。
最初はその名のごとくいろんな場面を押さえて記録しなくてはと思っていましたが、それで良かったんだっけ?と疑問が湧いてきまして。途中からは心さんの写真集を作る意気込みで「あっ!」と思う瞬間にピントを合わせられるよう撮りました。
心さんは1秒ぐらいの一発撮りでささっと撮られるので、先を見越して絵づくりをしておかなければならず、大変勉強になりました。
反省点は近距離が少ないこと。画面に入っちゃうかもと遠慮しちゃったのですが、心さんから「怒られるまでは攻めればいいんだよ〜」と毎度の名言をいただきました。
石川県に鈴木心がまいります!
昨年の能登島での開催に続き、今年も地元の方のおかげで七尾でイベントをさせていただけることになりました。
写真撮影と写真教室。写真でできることで、少しでも楽しんでいただければと思います。ぜひご家族やご友人などをお誘い合わせのうえ、あそびにいらしてください。
その次は長崎へ。
今年の石川県での主催は七尾自動車学校の森山さん。
能登島での写真館イベントで撮影させていただき、向田の火祭りで再びお会いできたことから、実現することができました。開催にあたって、大切な想いをつづっていただきましたのでぜひこちらの記事もご覧ください。
写真で伝えたいなら、ワークショップ。
初心者も経験者も、自分らしい写真が見つかる「ベーシック」
良い写真って何? 自分らしく伝えるってどいういうこと?
カメラを持ち始めた方も、マンネリを感じている方も、良い写真の読み方と撮り方が身につく唯一無二のワークショップ。
仕事でも大活躍!始める人も、極める人も「ライティング」
写真館は、写真で喜んでもらえる仕事。安価で簡単に手に入るライトから、写真のライティング撮影を始めよう。
機材の使い方だけでなく、写真の仕事の本質からお話しさせていただきます。人のために写真を活かしたい方、ぜひ!
鈴木心が写真で考えていること。本も読んでいただけたら嬉しいです。
(写真・本文:井上亜紀子、編集:山田友佳里)