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一から生み出すことが苦手な人が、自分らしい仕事にたどり着くには

鈴木心写真学校オンラインサロンで、こんなご質問。

心さんは【誰もやっていない新しいことを考え、作り出すこと】を意識されていますか? それとも、【アンテナを張り、「これは!」と思ったものを取り入れる】ようなことが多いでしょうか?

僕自身は、新しいことを思いついても「誰もやっていないから需要があまりないのかな?」と考え、安牌を取り、模倣をすることが多いので、心さんの考えをお聞きしたく質問させていただきました!

by ささやん @あさひかわ写真館

今日のお題は「そうぞう、想像と創造」。ちょっと整理しつつお答えします。

【誰もやっていない新しいことを考え、作り出すこと】を意識されていますか?

無いものを生み出す、これを創造といいます。僕はこれはめっぽう不得手で、いわゆる芸術と呼ばれる音楽や絵画などの創作活動は向いていません。

何度も挑戦してきたけど、長続きしない! という自分の特性を挑戦することで理解してきました。むかしは母の意向でたくさんの習い事、あるいは部活動、すべて続かなかった。あきっぽい、これは個性なんです。いろんなことを経験し、その実体を知っているので。

【アンテナを張り、「これは!」と思ったものを取り入れる】ようなことが多いでしょうか?

そのあきっぽい性格のおかげで、いろんなことに挑戦します。いろんなところに行ってみます。人のおすすめも大体、一回は取り入れます。入社した社員の、取引先の言葉も一回は信じてみます。やってみなきゃ、わかんないからです。

そのおかげで、世の中にあるいろんな質や選択肢を知ることができました。これは写真の仕事のおかげでした。いや父のおかげでもあります。父はなんでも買ってみる人でした。車だろうが、バイクだろうが、洋服だろうが、買う買う、そして処分する。その通過していくものを一緒にみて、体験できたことも大きかったと思います。

なので、自分が何か選択に直面したときに、いろんな選択肢、そして質から、選ぶことができます。そして組み合わせることができます。

新しいことを思いついても

新しいことはあんまりないと思います。自分が思いつくようなことはすでに世の中にある。でも組み合わせでいうと、いままでだれもやっていない組み合わせはまだある。

たとえば? 走るのもジャンプするのも世界一がいる、でもスキップ世界一は? と言われたらだれかわからないでしょう? そういう隙間がある。隙間というか、未開の場所がある。それは創造ではなく、こういうのあるのかな? という想像によって見つけ出すことができるのです。

「誰もやっていないから需要があまりないのかな?」

というのは逆で、自分程度が思いつくのだから、世の中のどこかには、共感する人がいるだろう。と考えます。だからやってみる、そして伝えてみる、こんなのどう? それが鈴木心写真館ですし、写真道場です。

ただ一つ、僕は広告写真のプロです。その認知獲得や、マーケティングへの独自のアプローチ法を持っています。なので、広告の勉強や他人からのアドバイスを受けしたりしないで広める試みをし続けています。

よって、YouTubeではたくさんの方々に見つけていただき、支えていただき、このような場がある。という今に至っています。

創造は向いていない。

だけど、いろいろな経験から、想像することはできる。

その、そうぞう、とうまく付き合うことが
新しそうなことを、みんなに共感される第一歩となるのです。

なので、ささやんさんの場合

  • まずやってみる

  • 質を高める

  • 知ってもらう努力を最大限にする

というプロセスを遂行することで、自分らしい提案をみなさまにすることができるようになると言えるでしょう。

いつも丹念に、一つずつ、丁寧に制作に臨むプロセスや几帳面な性格は、一つの個性ですし、価値です。そこから何が構築していけるのか、意図的に進んでいくのももちろん手です!

(写真・回答:鈴木心)


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(編集:山田友佳里)


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