写真は選択の連続であり、人生は洗濯の連続で、ある。
韓国から帰国してまず着手したこと、それは靴洗いだった。正確にはカバン洗いも。韓国は中国からのPM2.5の影響が日本より強かった。離陸してから、大気を上下に真っ二つにする。ある高さからは空気が黒く、その上からは澄んでいた。まるで海景のように。
というのとは、別の話なんだけど、今年も春が来た、ということで素足で極力すごしたい、そんな気持ちになった。毎年そうだけど、今年は特に強いのはジョギングの影響だろうか、やたらと靴と靴下が窮屈に感じていた。なので韓国もソックスはいつもの半分。
旅行の荷物を減らす、新たな発見
余談だけど前回の中国でランドリーを使う、、、という脳を得た鈴木は荷物がより減った。これまではランドリー時間がもったいない、、、という考え方だったけど、最近のランドリーは便利なので、夜中か朝に回してあとは部屋で管理、なーんて、うまく運用することで荷物を減らすことができた。
素足で履くとどうしても足の汗が靴にうつり、臭いが溜まってしまう。これってどうにかならないんだろうか? 以前は納豆系の匂いだったのがいまは酢酸系の匂いになっている、ん? これは体質の変化では。ということは勝ち筋もあるんでは? と。
軽くなった足元で、新しい一歩
まずアルコール除菌を足にしてあげる。これはあくまで足側の汗、よごれを落とす、というだけ。同様に、靴の中をウェットティッシュしてあげるというのもあくまで除菌。じゃあ、油分の汚れはどうしようか?靴用のクリーナーの香りもなんだかなぁ〜で、重曹!だ!と。
靴の中外に重曹を手で水と塗りたくって、ぬるま湯につけてみるとみるみる出てくる汚れ。あ〜そんな景色をみてみたかった!と思うように落ちるものだから、あれもこれも、であれもこれも、重曹してみる。一晩明けて、みなさん笑顔になってた、、、。ついでに、塗りたくったスーツケースも綺麗になってた、、、、。火がついて、もっと靴掃除をしたくなり、、、、今宵も、、、、、。
ついでに、洗うな!と選択表示されていた裏地がシルクのブルゾンも洗濯ネットで洗い、自然乾燥〜スチームアイロンですっきり。やっぱ洗濯は楽しいなぁ〜なんて、朝日を受けつつ思ったのでした。帰国早々、朝から打ち合わせが始まり、春を感じつつ、また変わらぬ日々と風景に、しゃりっとした靴と服で挑むのでした。
(写真は韓国での写真館での数枚、誰も誕生日じゃないけどさ)
写真・文:鈴木心
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(編集:山田友佳里)