やればできる子!撮れる写真が増えたわけ 〜写うまで見つけた技術と自信〜
どうしたらいい写真が撮れる?と大きな気づきがきっかけで、鈴木心写真学校の写真がうまくなっちゃうワークショップ(写うま)ベーシッククラスを受講された 楠 彩花さん。
ワークショップを受けたことで、技術向上だけでなく、写真に対する意識や自己表現に自信も持てるようになっていただけたようです。
写真がもっと上手くなりたい!自分らしい写真を撮りたい!と願った彩花さんのワークショップを通じての体験をお届けします。
ショックで大泣き。どうしたらいい写真が撮れる?
わたしは写真がやりたくて、未経験アシスタント兼カメラマンとして1年前にフォトスタジオで働き始めました。様々なジャンルの写真を撮り続ける中で、どうしても納得のいくものが撮れず、悶々とした日々を過ごしていました。
ある日、目の前の人物よりも背景や場所を優先して構図を考える自分が見えてしまい、ショックで大泣きしてしまいました。
自分の軸を外に向けすぎていたことに気づき、どうすれば自分も相手も幸せにできる写真を撮れるのだろう?と。
自信を持てる写真が撮れるようになるには?
そこで出た結論は、自分が自信を持てる写真を撮ること。そのためには、まずは技術的な部分ではなく、意識を自分に戻して写真と向き合うことが必要だと感じました。
そして、そのためには 適切なレビュー と 実践を積み重ねられる環境 が欠かせないと確信し、鈴木心写真学校の写真がうまくなっちゃうワークショップ(写うま)に参加することを決めました。
「やればできる子!」
ワークショップが始まってからは、毎日が新たな気づきの連続でした。特に印象に残っているのは、初回の心さんからの言葉です。
「日常の延長線上で撮れば、撮るのに時間はかからない。課題範囲だけ撮っている人と、それ以上に撮っている人では成長のスピードが違うよ」
と言われたとき、自分の考え方が間違っていたことに気づかされました。実際、その言葉を受けて、もっと多くの写真を撮らなければと思い、課題に対する取り組み方が一変しました。
また、心さんから「外から撮ったらいいよ」と言われたとき、無理だと思ってしまった自分がいました。しかし、心さんのアドバイスに従い、思い切って屋根に登って撮影してみると、予想以上に良い写真が撮れたんです。そのときのレビューでいただいた言葉「やればできる子!」は、私の自信となり、今でも心の支えです。
写真で発見!分からないことこそ楽しい!
「写うま」を通じて学んだことは数え切れませんが、特に印象的だったのは、
わからないことこそ楽しい
写真でコミュニケーションが取れる
どうしたらできるか?をちゃんと考えれば、意外とできる
枠外にあることを手に入れるには、素直に騙されてみるのも大事
客観的な意見をもらうことはとても大切
これらの気づきが、写真に対する考え方やアプローチを大きく変えてくれました。
変化と成長の実感
ワークショップを通じて、写真の情報量が増えたものの、伝えたいことがスッキリと伝わるようになった点が大きな変化です。
妹から「最近、写真が全然違う!」と言われたとき、自分でもその成長を実感しました。ひとりでは気づきにくい変化でも、周りの人からのフィードバックがどれだけ大切かを改めて実感しました。
分からないことこそ楽しい!
写真はただの技術ではなく、自己表現の手段でもあることに気づきました。いつでもどこでも、日常の中でふと気づいた場所で撮影することも増えました。
これからも写真を撮り続けて、周りの人々にも見てもらいながら、その中で一つずつ、自分らしさを拾い続けていきたいと思います。
(写真と文:楠 彩花さん)
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(編集:しまづこうたろう)