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超簡単、一灯ライティング!10分で分かる。すぐ使える。プロのコツ!

影の柔らかさと光の広がり

こんにちは、鈴木心です。今回は、光を回しめにしたライティングを試してみたいと思います!

具体的には、光を広げて優しく、かつ柔らかな影を作り出すための工夫です。光の質感をどう作り出すか、それが重要なポイントになります。

ソフトボックスの反射で柔らかい光を作る

通常はソフトボックスを使って光を柔らかくしますが、今回はそのソフトボックスを天井に向けてバウンスさせ、反射光を使います。これで光を拡散し、柔らかい印象のライティングが可能になります。この方法は意外と効果的です。

ISOと絞りのバランス〜微調整で最適な露出を〜

テストショットを重ねながら、ISOや絞りを調整します。ISO125から感度を上げてISO400に設定し、絞りは5.6で維持しました。この微調整が重要で、明るさのバランスを取るためのコツが必要です。

光のムラと露出補正〜均一な明るさを追求する〜

撮影してみると、どうしても光にムラが出てしまうことがあります。特に天井の色や環境光が影響を与えるため、このムラをうまくコントロールしなければなりません。露出を適正に調整し、ムラがない均一な光を目指します。

影を柔らかく、立体感を演出

バウンスを使うことで、影を柔らかくし、立体感を強調することができますが、特に背景や人物の影をどう演出するかが大きなポイントです。直光だと影が強く出すぎてしまうため、バウンスさせることで、よりナチュラルな印象を作り出します。

影の位置、濃さ、滑らかさを制御する

影の作り方が写真に与える影響は非常に大きいです。光の位置、強さ、距離によって、影の輪郭や濃さが変わります。これをコントロールすることで、表情や全体の雰囲気を意図的に作り上げることができます。光の当たり方、影の作り方をしっかりと意識することが、写真の質に直結するということです。

クリエイティブなライティングのプロセス

ライティングを考えるとき、プロセスだけではなく、最終的にどんなビジュアルを作りたいのかを念頭においておくことが重要です。そのためには、光の強さや位置、角度、ディフューザーの使い方をしっかりとマスターしていく必要があります。最終的に目指すべきゴールを意識しながら、ライティングを組み立てていきましょう。

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鈴木心YouTube|10分で分かる。すぐ使える、超簡単一灯ライティング!より。

(写真と文:鈴木 心)


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カメラが使えるなら、光も使えるようになろう|ライティング

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こちらもあわせて|光と影の原理を読みこなせ!ライティング進化論

どんな撮影にも対応できるようになりたい!【超ライティングワークショップ体験談】

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こちらもあわせて|【ライカを再現】 リコーGR3でライカMの写りを超える方法

(編集:しまづこうたろう)

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