出張写真館開催回数No.1の「これってSDGsじゃない?」なカフェ
鈴木心写真館活動初期から長いお付き合いの福島市にある「空cafe」。なぜこんなに長い間一緒に取り組めているのか?本日は出張写真館開催回数No.1の空カフェさんを鈴木心写真館の白石が徹底解剖させていただきます!
年に2回どころじゃない!
福島市の吾妻連峰の中腹に点在する土湯温泉郷。そこから少しだけ離れた山の中に空カフェはあります。出張写真館開催回数はなんと18回!そこまでくれば鈴木心写真館の歴史も語れてしまうほど。オーナーご夫婦の幹郎さんと典子さんは私たちにとって家族のような?戦友?のような存在です。
周囲全体が国立公園に指定されている空カフェ。向かい側にある「びっき沼」には市の天然記念物に指定されているモリアオガエルが生息しています。代々守ってきた山の仕事を引き継いだ幹郎さん。かつて国道で賑わっていた地がトンネルも貫通してからは人の気配がぱたり。聞こえてきたのは小鳥のさえずりと水面の音。そこで初めて、守っているこの地は自然豊かな場所だと気付いたそうです。
実験の繰り返し
訪れた人にお茶を出そうと考えて始めたカフェ。朝は畑へ行き、野菜を収穫。「この野菜おいしい!」と典子さんが言えば、幹郎さんがその種を採取し自分の畑で育ててみる。「うまくいくこともあれば失敗だってある。実験みたいだよー」と楽しそうに話す典子さん。
自分が育てた野菜たちだから、調理する時も自然と愛情たっぷりに。もちろん無農薬。写真館スタッフの胃袋もしっかり掴まれています。
SDGsって、、、、なんのこと?
捨てられてしまいそうな部位だって、美味しい料理に変身。収穫した大量の野菜はピクルスやジャム、シロップや調味料になり保存瓶に。出てしまった生ゴミは畑の肥料へ。当たり前にやってきていたことが、「ベジ飯」だったり「持続可能」とか言われていたりする。
「SDGsってなんだろぉ?勉強しておかなくちゃな」と考えていた典子さん。調べてみたら「あれ?これってずっとやってきたことじゃない?」と最近気づいたそう。
時代が空カフェに追いついた!?
疑問に思っていることを一つ尋ねれば、10の知恵をくれる幹郎さんは「ないものは、とりあえず作ってみる派」。持続可能な、、、を実現しよう」じゃなくて、自然にあるものを活かすことが結果的に無駄をなくして循環させられる。意識しなくてもそれが空カフェご夫婦にはスタンダードだったのです。
写真のこの日は幹郎さんの知恵を求めて山形からカフェオーナー夫婦も。(記念に集合写真)
すごいことをさらりとやってしまうご夫婦の考えや姿に鈴木心写真館は自然と学ばせてもらっています。帰路はいつも「いい話だったなぁ。いいこと聞いちゃったなー」というテンション。時代の先をいく空カフェは写真館にとって負けられないライバルでもあるのです。
空cafe
〒960-2157
福島県福島市土湯温泉町 茂田 1
営業日はInstagram @sora_cafe2006 をご覧ください。
次回の空カフェの出張写真館は11月21日(日)に開催いたします!ご予約は一ヶ月前から受付となりますので、鈴木心写真館インスタグラムを要チェックです!