誰でもできる、写真の仕事をつくる方法。
室内撮影は、ちゃんとしたスタジオを用意しないとできない?! いえいえ、ご自宅やオフィスの一角でも、工夫次第でマイスタジオができちゃいます。
福島・郡山で開催する鈴木心写真館のイベントにもよく来てくださり、鈴木心の写真がうまくなっちゃうワークショップ|写真館 6期を受講してくださっている馬場大治さんがまるっとレポート!
鈴木が、突撃!隣のしゃしんかん。
アイランプとトレペで光と影の関係を理解する
写真館のスタジオ撮影と聞いてすぐに思い浮かぶのは、フラッシュとソフトボックスの照明を使っての撮影ではないでしょうか。
このワークショップではフラッシュもソフトボックスも使わず、アイランプとトレーシングペーパー(以下、トレペ)で光と影のコントロールを体得していきます。
ちょっと原始的すぎる、と思われるかもしれません。でも、ライティングのを光の原理から理解するにはこれが最もシンプルで、安くて!わかりやすいんです。
自然に見える位置に影をつくる
ライティングは被写体のどこをよく見てもらいたいかを示すために、影をつくる工程。使い方によっては印象を演出することもあります。
日中の屋外で太陽光(=一灯)が照らすように、自然な影をライト一つでつくるためにも、極端なトップやサイドからのライティングになってしまわないようチェック。
お顔全体で、魅力的な表情がしっかり見渡せるように、不自然な影を落とさないこと(逆にこれを応用すれば、極端な影をつくることで光の当たる面積が小さくなって小顔に見える!なんてこともできますけどね・・!)。
適正露出を見極める
フォトグラファー間では俗に「ぬるい」と言われる、被写体や背景の明暗差がなく見づらい写真。人の眼は明るいところから順に目で追う習性があり、人物写真ではお顔 → お身体 → 背景と順に露出が暗くなるようライティングすると、被写体が立体的に見えてきます。
肌の適正な露出(注:明るさのことです)を肉眼でも確認をされているかと思いますが、テザー撮影をしながら、念のためヒストグラムで数値も目安として確認してみるのがおすすめ。
ISOの上げすぎには気をつけつつ、フル活用
ご存知のとおり、感度を上げすぎると画質の粗さが気になるところではありますが、まずは絞り・シャッタースピード・感度の原理がわかっていればOK!
空間を最大限使い切れ!
写真で人の役に立つ! 仕事が広がる!
郡山でブランディングやデザイン制作などを手掛ける会社コンセプト・ヴィレッジを営む馬場さん。Webやフライヤーなどで必要な写真を撮ることから始まった写真のお仕事を、ワークショップを受講しながら拡張されています。
鈴木心写真学校では、3ヶ月の集中トレーニングでグッとうまくなっちゃうワークショップを年に4回の学期に分けて開講しています。うまくなりたいともったら!ぜひこの機会をご活用ください!
どこでも写真館。鈴木心写真館の全国ツアー!
カフェやギャラリー、どこだって! 写真館スタジオだと緊張するかもしれないけど、ふだん使いのお店だったら、誰でも来やすい。鈴木心写真館では、全国で撮影体験イベントを開催しています。
「鈴木心のやさしい写真教室」も同時開催!たった2時間・スマホさえあれば、もっと伝わりやすい写真のコツがつかめます。どちらかだけでもぜひ、体験しにいらしてください。
(執筆:山田友佳里)
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