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フォトグラファーはどんな瞬間を選んでいるか。

世の写真館での記念撮影やウェディングの記録写真は全データ納品が多いもの。鈴木心写真館ではオプションとさせていただいています。

なぜなら、どんな瞬間を選択するかはその写真館らしい提案だから。そのあたりについて今回は詳しくお話しします。

撮影で気を付けていること

お子様が激しい動きをすると、ほとんどの確率で服装や髪が乱れたりします。そんなとき前座(撮影担当のフォロー役)だったら、直したい気持ちをぐっと堪えてその瞬間をフォトグラファーに撮ってもらう。

フォトグラファーだったらその瞬間がいかに楽しい瞬間か伝わるようにタイミングをよく見てシャッターを切る。意外とこれって難しくて重要なんです!

わちゃっとしてるからとりあえずシャッターを切ってしまうとただのわちゃっとしてるだけの写真になってしまうのでこのタイミングの見極めが上手かどうかで、フォトグラファーの腕が見えます。

セレクトで気を付けていること

スタンダードプランは10点をセレクトしてお渡し。その10点のなかにハプニングな写真がどれくらいあっていいのか、割合や見え方も含めてセレクトします。

やんちゃな子だったからって、全部がハプニングだったらいくら楽しくても記念撮影の役割は果たせません。

みんながカメラ目線なしっかり写っている写真も、ハプニングも、寄りも、引きも。いくら楽しくても同じような写真が並ぶよりもバリュエーション豊かな写真が並んでいた方がお客様の満足度も格段に上がります。

そしてハプニングがあったからと言っても、納得のいく写真が撮れていなかったら選ばない!これも大切な判断です。

例えばみんなの表情がほとんど写っていなくてただその状況が残っているものは選ばない。中途半端なのは、選ばない。

これも私がフォトグラファーを担当するときのプライドです。だからそうならないようにまずは撮影の時にしっかりタイミングを見ることが大切!

でも、勇気をもってアレを入れたい!

先日、私と松川さんがフォトグラファーを担当したプレミアプラン ミニ体験会。そこから全データオプションが始まったのですが、鈴木からの写真講評を受けて考えさせられたことは「いかに全データが欲しい!」とお客様に思っていただけるか。

先日のイベントでは5点のセレクトだったので、いい写真や出来事があるなかで5点は悩む〜〜! と思いつつ表情が見えているものを優先しましたが、たったの5点の中に、誰かの表情が写っていなくても楽しそうな雰囲気のある写真を入れることはお客様がその写真を見たときに「こんな瞬間もあったな。全データなら、あの瞬間も、あの瞬間も、残せるんだ!」と思ってもらえることも大切でした。

振り返ってみてもやっぱり撮影が大切

じゃあ、それで全データをお渡しすることになったら?やっぱり撮影時にちゃんとタイミングを見れているかが大切になるのです!

全データをお見せするっていうのは本当に、、、自分の腕に嘘をつけなくなります。とりあえずシャッターを切る、笑顔だから切る、とにかく連写する、で誤魔化せなくなることは、自分を極限状態に追い込んで生死の境にいるような……。

でも、ワクワクドキドキするような、ゲームをしている感覚で撮影を楽しんでます。

誰よりも、フォトグラファーが楽しく撮る!

ライティングワークショップのみなさんの写真を見て、自分はどうあるべきか、自分の撮影はどう違うのか、考えてみたり、鈴木や他のスタッフに聞いてみたり。

みんな同じように撮れることはいいことだけど、いかに、そしてどこに、自分らしさを見出すのか、考えて撮影するのが楽しい今日この頃です。

私は写真館が大好きだから、誰よりも写真館という仕事を愛している自信があるから、みんなにだって、鈴木にだって、仕上がりも、楽しさも、負けたくありません!

最も自然な表情も、最も自然なつながりも。

七五三シーズンにぴったり!な鈴木心写真館のプレミアプランの体験イベントを開催します。

雑誌や広告の撮影で使われる大きなスタジオで、お子様も、お父さんお母さんも、全身で楽しみながら撮影しましょう!おじいちゃん、おばあちゃんもぜひご一緒に。

11月中には大変オトクな鈴木心指名料無料キャンペーンも実施中です!

東京以外でも、鈴木心写真館!

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どこかの会場で、お会いできるのを楽しみにしております!

(写真・文:平山あきひ、編集:山田友佳里)

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