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絞りとシャッタースピードを攻略! 鈴木心の朝の写真道場 in グッドデザインカンパニー #2

隔週月曜、朝7時から。全5回開催、鈴木心朝の写真道場 in グッドデザインカンパ二ー! 第2回目は「絞りとシャッタースピード」について学んでいきます。

まずは第1回目の復習から

「写真で伝えたいのは情報」

ただ3段階で距離の違う写真を撮れば良いのではなく、何を伝えたいか考えてみましょう。そこで、今回は情報を伝えるために新たに必要となる要素を学びます。

第2回「絞りとシャッタースピード」

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カメラで撮影するとき、絞りや、シャッタースピードを意識して撮影していますか?絞り=ピントの深さ=奥行きの情報量


まずは、基本のおさらい!『絞り』によって、カメラに入る光の量を制御するレンズ内の経口を調整する」

a、光の量の制御
絞り値(f値)が低いほど、多くの光が入ります。絞り値(f値)が高いほど、光の量が少なくなります。絞りの調整をすることで、カメラが取り込む光の量も調整しているのです。

b、ピントの深度=情報量の制御
被写界深度を決めることもできます。被写体に対して背景をボケさせるには、被写界深度を浅く(絞り値・f値を低く)して撮影する必要があります。

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 シャッタースピード=時間=感情が動いたタイミングを伝える

「シャッターを切るときの速さ。数値が大きくなるほど、シャッタースピードが速くなる]

感情の動いたタイミングを伝える
速いシャッタースピードでは、センサーが光にさらされる時間が短いので、その結果一瞬を確実に捉えられる、その逆の場合は時間の経過を伝える。感情が動いた一瞬に押せていないと、見る人には伝わらない

絞り、シャッタースピード、ISO感度の関係性

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絞り、シャッタースピードを調整するときに気になるISO感度についても学びます。

・受光感度の制御
光が足りない時に数字を上げて補うもの。感度が低くなればなるほど、その場の光が必要になるので、暗いところでの撮影は、ISO感度を上げて撮影する必要がある。上げすぎると、ノイズが乗り解像度が落ちる。

「率直に、、、ISO感度の設定に戸惑う場合は、オートにしても大丈夫」さて、、、課題に取り組む前のQ&A

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【Q1】絞りを閉じたらシャッタースピードを変えていたけど、どう考えれば良い?

・絞りを閉じた場合、ISO感度を上げた方が撮影が楽
・ISO感度を上げるとノイズが気になる…という人もいるけど、Instagramとかでよく目にする写真ってノイズが乗ってることが多い、どちらが身近か?と考えると、ノイズが出ることは悪ではない
・展覧会で部屋いっぱいに写真を大きくする場合ノイズが見えやすいが、スマホ広告なんかはあえて荒くすることも

「ノイズには写真の大きさ、そして見る距離が関係してくるから、最終的な着地点がどこなのか考えた方が良い」

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【Q2】遠い対象物に対して、ピントを合わせるときはどうすれば良い?

・奥も手前も両方合っているようにしたい場合、奥にあるものにピントを合わせたほうが手前も合う。前ピントは奥に対して劣勢!

【課題2】A課題とS課題で、絞りとシャッタースピードを理解しよう!

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絞りとシャッタースピードの要素を学んだので、一眼レフを使った課題へと移りましょう。今回はカメラの撮影モードを使って取り組みます。自分のカメラを確認すると、以下のようなモードがあると思います。

・S シャッター優先モード 
・A 絞り優先モード
・P プログラムモード(状況的に説明してくれる)
・AUTO 完全自動モード

今回は、この中のSモードと、Aモードを使い、課題に取り組みます。

【A課題】A(絞り優先)モードで、開いている/閉じている写真を撮影

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1.参考にする写真を探し、課題写真に近づけるように
2.絞りを開いた=絞り値が低い 写真を撮影
3.絞りを閉じた=絞り値が高い 写真を撮影

【S課題】S(シャッタースピード優先)モードで、速い/遅い写真を撮影

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1.参考写真を探し、課題写真に近づけるように
2.シャッタースピードの速い写真を撮影
3.シャッタースピードの遅い写真を撮影

実際に撮影してみて、シャッタースピードの速さによる写り方の違いを確認しましょう。

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どちらの課題も、1つの課題でアングルは変えずに撮影してください。次回までに1日1セットずつ撮影し、絞りとシャッタースピードを攻略しましょう!

課題に近づけるには、絞り値をどうすべきか、シャッタースピードはどうなのか…色々と試し、考えながら取り組んでいきましょう。

最後に!もっと踏み込んでいきたい方は、、、、

鈴木心写真ワークショップ開催ご希望の方へ

1、法人主催の場合は1時間1人5000円で五人以上で開催することができます。習熟度を充実させるために、開催人数上限は10人。開催回数は3〜5回とさせていただきます。開催時間は応談可能です。

2、個人主催は朝のオフラインサロンへお申し込みください。学生スタジオマンは割引です。学校の授業や、サークルやイベントなどでの学生主催の場合は詳細ご相談させていただきますので、いずれも鈴木心写真館へメールにてご連絡ください。suzukishinphotostudio@gmail.com 

文:加藤あやな 
「絞りを開く?閉じる? どっち…?とわからなくなることが多かったのですが、今回の課題でクリアになりました」フリーランスのライター兼エディター。ブログマガジン【タノシイアラサーノススメ】では旅・グルメ・エンタメ情報を中心に「日常がちょっと愉快になる情報」を発信しています。

写真:さいとうさおり


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