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何度も見返したくなる写真と、映画の関係。

いや〜ひっくり返った。恐れ入った、、、、。

スーパーマリオの映画。もうご覧になった方も多いのでは。

出張写真館に行くたびに、お子さんたちが観た!という情報をいただく、こちらの映画。こんな人数が見ていて、しかもみんなが面白い、と。
こりゃ観なきゃですよね。お子さんたちが観ているであろう、吹き替えで、きちんと。

撮影:鈴木心

前段として、最近のニンテンドーの目覚ましい活躍は、80年代のあのころとは異次元で、USJのマリオワールドでも、うっかり入口で涙してしまった。

どのゲームメーカーも、自社のキャラを売り込んで、コラボして、収益化するのに躍起であるものの、ゲームの空間を実体化してしまう、というこのスケールはとんでもなかった。

そして、今度はハリウッドか。『ミニオンズ』を観ていないので、マリオ版ミニオンズなんだろうと、覚悟はしつつも、え?このキャラがこのスペック?お、これは昔のあの作品の、、、、うぉ、ここはゲーム調、など、序盤から全く飽きさせないエンタメな展開もありつつ、。

撮影:鈴木心

物語の細かい整合性は全部置いておいて、なるほどねぇ〜と。
見えなかったマリオの世界をきちんと連結して、キャラまで描く、おまけに、次作まできっちりと、100%当てる!

今の時流を予言済みで、おそらくコロナより遥か前から制作に入っていただろうけど、コロナ明けにはふさわしい、実写のトップガン(無敗のコンテンツ)、そしてCGのマリオだったんじゃないかと。

撮影:鈴木心

子供から大人、すべてが対象になっていて、嫌味一切なし。気持ちよく、そして制作観点からは、こんなにやり切っちゃうの!というフルパワー。現場でもみんなたのしかったろうなぁ〜という、全面に展開される熱量。

そうか、これでいいのか。いや、これがいいんだ、って、細かいことは置いておいて、感服。

これで、1,200円ってどういうこと! とリピ確定で、ひとまずこの勢いを伝えるまでに。画面の隅々まで作り込まれているので、おそらく2周3周目で見えてくる物語もあるんだろうという深みを残しつつ、今度はどでかいスクリーンと音響で、思いっきり懐かしんで、泣こうと決めこんだ初回でした。

撮影:鈴木心

いや〜水道工事屋さんよ、、、。
マリオは、ただのおっさんよ、、、。
これがここまで愛されるって、、、。
そして当時ザコキャラと言われていたみーんなまで、ふりかえれば、自分とは30年以上のお付き合い。家族やん、とクリボーにまで愛を感じてしまうのでした。

今日のお写真:SIGMA dp3 Quattro のシグマ純正アプリ現像(やっぱ違うわ、、、、)

撮影:鈴木心

本記事は、鈴木心写真学校のオンラインサロンで鈴木心が書きおろしているコラムを一部転載しています。オンラインサロンにご加入いただくとすべての投稿を最新・最速でご覧いただけます。

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(編集・高橋慈郎、山田友佳里)


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