大切な思い出をのこすなら、動画と写真どっちがいい?
鈴木心写真学校オンラインサロンで、こんなご質問。どちらも違いをあまり意識せずに撮れる今だからこそ、誰にでも浮かぶ疑問かもしれません。
写真と動画って全く役割がちがうと思うんですね。毎度ながら何を何のために残すのかって話で、ただ長い記録映像と、一瞬しかうつっていない写真、誰が、いつ、どうふりかえってほしいのか、なんか見えてこないですか?
たとえばご自身で、自分の映像の記録ないの、なんだかなぁ〜って思いますか? 写真だけかぁ〜って。僕はあんまり思わないんですね。写真って、その一瞬から想像できる人間が見る、っていう前提なので、いろんなメッセージを仕込んでおけるんです。撮影も、見るのも一瞬なのに。
一方で映像は具体的すぎて、ただ受け身でだら〜って見るだけ。ただの記録はメッセージがこもってないですよね。そのための編集や保存にも、見るのにも手間がかかるのに。
なので、ゴールありきで決めてみたらよいのではないでしょうか? 僕は写真家なので、うちの子供の写真は、ばしっと写真のみでいいかなぁ〜なんて思っています(一時期、家族旅行や毎朝の朝食映像を撮影していたこともあったのですが)。
って、10年前のうちのホームビデオ発掘しました。いや、涙でてくるでてくる、、、、そして気づきました。写真でも映像でもいい、やるなら、本気で、、、、、。それがいっちばん大切なことでした。
回答:鈴木心
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(編集:山田友佳里)