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写真に「自分らしさ」を宿す、ちょっとしたコツについて

ワークショップや書籍を展開する鈴木心の写真学校は、鈴木心オンラインサロンSKOOLと連動しています。写うまこと「鈴木心の写真がうまくなっちゃうワークショップ」のメンバーも、ワークショップで顔を合わせる日以外はオンラインサロンでお互いの活動や感想を共有することができるのです

これまでも何度かご紹介してきた #現場体験レポート は、サロンメンバー同士が毎週リレー形式で次の投稿者を指名していく連載。自ずと輪もできてくる。写うまオフラインクラスから、まったく違う仕事をされている3名が写うまを通して感じていることをレポートしてくださいました。SKOOLに、ダンディー同盟爆誕です。

授業内容のおさらいはこちらより

まずは、ファッションなお仕事に携わる山岸さんの投稿から。積極的に質問をしながらも、いつも全体をよく見て、真っ先に動いてくださり、オフラインクラスの盛り上げ隊長&頼れるお父さんです。

写真を発表する山岸さん

写うまオフラインクラスの山岸です。都内でファッション関係の仕事をしています。第3回目のワークショップは、写真を選んで中心・被写体までの距離、絞り、シャッタスピード、撮影場所、撮影時刻、光源等を解読する。課題では、解読した写真を真似して撮っています。

〜山岸さんのSKOOLへの投稿より〜
山岸さん( @yamagishihide )の課題作品
荒木経惟『私小説』より

写真と真摯に向き合える環境と仲間

いつのまにか、日常生活の中でこの場面を写真で撮ったらどうなる? を意識するようになり、撮影している夢も見るようになっていました。写真というものに対して、自分の意識の中に今までにない感覚と変化を感じています。

また、いろいろな写真集を見て朧げながら撮りたい写真の輪郭を感じるようになりました。その一部でも心さんのように言語化できるようにする。それができたときに、自分の撮りたい写真にもっと近づける感じがします。

〜山岸さんのSKOOLへの投稿より〜
山岸秀幸さんの修了作品

そしてオフラインクラスの現場レポート。僕は空気や気に敏感なのですが、ワークショップでみんなが集まる日本橋横山町のオフィスは、邪気がなく、とても良い気が流れていて居心地の良い空間です。

〜山岸さんのSKOOLへの投稿より〜
発表会の休憩時間も会話が止まりません。まさに写真で弾むコミュニケーション。

心さんはじめ、スタッフの方たち、良い写真を撮りたいと集まっているメンバーも良い気を出しているからだと思います。その中から噛めば噛むほど味が出そうな男、井ノ上 陽一さんにバトンを渡したいと思います。
Have a nice day^^

〜山岸さんのSKOOLへの投稿より〜
いつも目がキラキラな井上さん

ワークショップの旨味は文字通り「写真がうまくなってしまうこと」ですが、それには同じ目的にむかって一緒に、おもいっきり取り組める仲間がいるから。もしかしたらオフラインクラスはそれが一番の魅力かもしれません、次は、お台場在住!?趣味に子育てに熱血お父さんな、井上さんの投稿です。

ワークショップの課題から、じぶんの課題へ

おはようございます! 井ノ上陽一と申します。都内で税理士やカメラマンなどをしています。同じくワークショップに参加しているダンディー、山岸さんからバトンをいただきました。

写うまの魅力は、回ごとの課題。基本的に毎日、インスタグラムにアップすることで課題を提出しています。そもそもワークショップやセミナーは、参加するだけで成果は出ず、その後の実践が大事。写真も例外ではないでしょう。その実践としての課題が、おもしろく、かつ、重いのです。

〜井ノ上さんのSKOOLへの投稿より〜


〈第1回の課題〉
正面・水平・垂直・絞り、シャッタースピードは固定し、
距離を変えて3枚の組写真をつくる。
毎日3セット投稿 × 14日間

井ノ上陽一さん( @yinoue_photo )の課題作品


〈第2回課題 前半〉
正面・水平・垂直・距離は固定し、絞りを変えて2枚の組写真をつくる。
毎日3セット投稿 × 7日間

井ノ上陽一さん( @yinoue_photo )の課題作品


〈第2回課題 後半〉
正面・水平・垂直・距離は固定し、
シャッタースピードを変えて2枚の組写真をつくる。
毎日3セット投稿 × 7日間

井ノ上陽一さん( @yinoue_photo )の課題作品


〈第3回課題〉
写真集を読み、同じように撮ってみる。
平日1日1冊 × 10日間 + 休日1日1枚 × 4日間

中心、距離、絞り、シャッタースピード、場所、季節・時刻、光源を読み取り、その条件を再現して実際に撮ってみる。最初はなかなか当たりません。

そこから参考にした写真のように写る条件を調整していくことで、目と身体が同期し、より正確に写真を読み取ることができるようになるのです。写真を見ることと撮ることをつなぐ、とっても重要なトレーニング

井ノ上陽一さん( @yinoue_photo )の課題作品
川内倫子さんの『うたたね』から作品を読解し、娘さんと再現。
川内倫子 写真集『うたたね』より

ワークショップ本編が、前の課題から次の課題へのつなぎのような位置づけともいえ、参加している期間中、写真について改めて考えることができます。それはこのワークショップの全課程を終えても続くものであり、自分なりの課題を日々続けることが「写真がうまくなっちゃう」ということなのでしょう。課題が重いからこそ効果があるわけで。

5歳になる娘を巻き込み、インスタにアップされる心さんからのレビュー動画を見ていると「パパの写真がでたね」「おもしろいですねーて言われるようにしようね」と。娘には、「ボケを撮りたいんだよ」「動いてみて」「この写真と同じように撮りたいんだよ」とお願いが毎週変わっています。

〜井ノ上さんのSKOOLへの投稿より〜
井ノ上陽一さんの修了作品

もともと写真の機材が好きで、写真集は見たことがなかったという井ノ上さん。第3回のワークショップで初めて川内倫子さんの『うたたね』を手にして以来、最後までそれを参考にして作品づくりに取り組みました。川内さんの写真を再現し、撮影を追体験することでご自身の写真にも大きな変化が

トライアスロンをされていて、ワークショップの来場時はいつもリュックサックの両肩に大きなカメラを装着して颯爽と登場する強靭な井ノ上さんですが、写真の表現がとても柔らかく、お子さんと過ごすかけがえのないひとときを大切にする繊細な眼差しが写真に宿るようになりました。

『うたたね』を再現写真を披露する井ノ上さん

まだ見ぬ自分、変わらない自分を教えてくれる写真体験。
まもなく始まる写うま2期! まだ若干名、お申込みいただけます!

オンラインクラスもアツいので、その様子は改めてレポートしますね。

SKOOLでは、#現場体験レポート をはじめとするサロンメンバーの投稿が定期的に届きます!もちろん鈴木心も、ほぼ毎日投稿してますよ!

学生さんも、いらっしゃ〜い!!


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