たった1時間で撮影〜写真集をつくる。写真家の秘密のトレーニング
「量のない質はない」と言ったのは、写真家の森山大道。氏の写真がルーツにある鈴木は、「写真は撮れば撮るほどうまくなる、まとめればまとめるほど発見がある」といい、写真を始めた頃から今まで、日々作品づくりにいそしんでいます。
1、最近流行りのセブンのコピー機を駆使して「朝練」!
鈴木心です。写真のワークショップではついつい考えることがメインになってきてしまいますが、同時に写真の反射神経も大切です。そんな反射を一気につける、写真のエクササイズがあるのをご存知でしょうか?
2、一日30分、一気に撮る。細かいことは気にしない。
カメラのモードはオート、レンズも一本、あっ!と感じたものを、バッと撮影していく。とりあえず撮って、まとめるのも感覚で、でも、振り返りはしっかり。ダッシュ100本みたいな、この自分の感覚としっかり向き合うこと、そして知り、改善していくことで、筋力と脳みそを育成します!
3、時間と枚数を決めること、そして繰り返す。
肝心なのはこの3つ。なにより継続すること。継続はかならず力になる。
さらにちょーっと今回は新しい試みで
RAW+JPG+PDFデータを販売してみます。
撮りおろしたRAWデータはどうなっているのか、写真集にするとどういう迫力があるのか、ネットをこえて、ご自身のスプリントの比較参考になったら。自主学習と研究のためにお役立てください〜!
鈴木心写真学校のSTORESから、撮ったままのRAWと現像したJPGの全データ、そして印刷用PDFをダウンロードすることができます。PDFを印刷・製本することで、写真集の実物があなたの手元に完成!
セブンイレブンの小冊子プリント機能があるマルチコピー機での出力がおすすめです。
一点一点、そして一冊の写真集として、写真と写真のはざまに生まれる想像力を味わってみてください。作品として楽しんでいただきながら、日々の写真トレーニングの参考としても活用していただけたら嬉しいです。
(追記)2024年3月現在、全部で19冊リリース
本記事は鈴木心写真学校オンラインサロン限定で鈴木が書きおろしているコラムを転載しています。鈴木心のめくるめく活動が最新で追えるサロン。 学割もありますので、学生のみなさんもお気軽にどうぞ!
(編集:山田友佳里)