月曜朝7時から、ぎゅぎゅっと3時間「鈴木心の朝の写真道場」withグッドデザインカンパニー始まります!
隔週月曜、朝7時から。全5回でお送りする鈴木心による朝の写真勉強会(略して朝勉)がはじまりました。出張写真館、写真道場、オ(フ)ラインサロン、コーヒーの日…と、写真家という枠に収まらない活動をつづける鈴木心さん。今回新しくはじめたのは、企業向けの朝の写真勉強会。
月曜朝からなのは、ゆっくり休んだ次の日なら早く起きられるから。
「ま、写真館は土日も関係ないんだけどね。笑」と、笑い飛ばしながらはじまった第1回目。
今回の参加者は、good design companyに勤めるデザイナーとプロデューサーの11名。普段、○○な写真を撮って欲しいと、フォトグラファーに依頼する立場の皆さん。仕事でカメラを構える方もいれば、カメラを触るのは旅行中のみといった方まで様々です。
good design companyのみなさんと鈴木は10年以上お仕事をご一緒させて頂いてきました。阿吽の呼吸で内容をしっかり進めていきます。
今回の朝勉では、前半2回で基礎を学び、後半にかけてレタッチや仕上げといった作業に移っていきます。朝勉ではどんなことをしているのか?参加者のみなさんはどのように成長していくのか?
「写真も撮れるライターになりたい」と、思っている私(加藤あやな)が、毎回潜入し、一緒に勉強しながらその全貌をお伝えします。第1回目は、撮りたい写真を掘り下げるところからはじまりました。
写真の内容を文字化できるほど具体的になる
「みんなが撮りたい写真はどんな写真?」
「きれいな写真」「記憶に残る写真」「被写体の魅力を引き出す写真」「伝わる写真」と、1人1人撮りたい写真の定義が異なります。
「写真は<見たもの>を誰かに<伝える>必要がある」
「『目』で見たものを見た通りに撮れて、それを伝えること。それが(写真の)技術であり、一番伝わる写真」と、心さんは定義します。
写真に必要なのは個性
「今回参加しているのは11人。するとそれぞれの個性があるはず。11人なりに写真を解釈して欲しい」
「会社という組織だからこそ、11人が1つのことをできるようになるのではなく、11人ずつ出来ることの幅があって、ゴールがあるのが好ましい」
自分のゴールとなる写真を明確にする
「個性をもつためには、自分の好きなもの、なりたい人、明確なゴールがなくてはならない」
「次回以降の課題の題材にもなるから、まずは好きなフォトグラファーや写真を探してください」
「理想としては、1~3人のフォトグラファー。人気があるからとか、なんとなくおしゃれだからとかじゃなくて、自分が本当に好きだと思える写真や写真家を探して」
スマホでも綺麗な写真が撮れるようになり、写真映えしそうな瞬間に出会ったとき、なんとなくでシャッターを押していましたが…果たして「何を撮りたい」のか、そう聞かれるとすんなり答えるのは難しいかもしれません。
朝勉を受講していくことで、撮りたい写真は定まってくるのでしょうか。さて、次回は早速課題に挑戦していきます。
鈴木心写真ワークショップ開催ご希望の方へ
法人主催の場合は1時間1人5000円で五人以上で開催することができます。習熟度を充実させるために、開催人数上限は10人。開催回数は3〜5回とさせていただきます。開催時間は応談可能です。
個人主催は朝のオフラインサロンへお申し込みください。学生スタジオマンは割引です。
学校の授業や、サークルやイベントなどでの学生主催の場合は詳細ご相談させていただきますので、いずれも鈴木心写真館へメールにてご連絡ください。suzukishinphotostudio@gmail.com
フライングしちゃいたい方は、こちら!
文・加藤あやな
フリーランスのライター兼エディター。旅行取材やインタビューが多いのでカメラ技術を上げたいと、今回心さんに弟子入り。ブログマガジン【タノシイアラサーノススメ】では旅・グルメ・エンタメ情報を中心に「日常がちょっと愉快になる情報」を発信しています。
写真:さいとうさおり