だから写真を、教えつづける。
家族、その形や在り方にずっと疑問を抱いてきた。
なんで結婚しなきゃいけないんだろう、あんなに窮屈そうなのに。
一方で、人の役に立ちたい。
それが生きがいだと確信している。
では、家族の役に立つことは、生きがいにならないのだろうか。
と問うと、それは、難しい、という判断だった。
そもそも、家族の始まり、それを結婚の始まりとするのだとしたら、それは恋愛から始まるのだろう。恋愛ではよくっても、家族では、ダメ、そんな家族を規定するルールのようなもの、それがどうも、苦手なのかもしれない。
ルール
ルールは、従うためにあるんじゃない、作るためにある。自分のルールを。
恋愛だけが家族じゃない。その中には、もっと生命の宿命的な「そだてる」という要素がある。ちょっと傲慢にいえば、育てることに携わることは、自分の全てが生きると思っている。
生い立ち
考え
技術
経済
それを未来への移行作業、それが、そだてること。
だから鈴木心写真館がなくなったとしても、その意志に共感する写真館が未来にのこること、それが僕たちの大きな目標でもある。生きがい。
恋愛とそだてる、というのは両立できないのか。それはできるだろう。ただ一点、問題がある。育てることによって、いつかは、自分の元を離れていく、ということだ。
それは、育てる、という観点で言えば、良い
恋愛という観点では、寂しさを伴う
恋愛、ではなく、愛と、育てる、の両立はどうだろう?
それは簡単だ、そだてる、ということの中に、愛はかならず入っている
そうじゃないもの、それは金儲けのための教育だから
閑話休題
結婚の理想の相手像を三人に分解するとうまく両立できる
心がときめく相手
体がときめく相手
一緒にいて安心できる相手
これを一人に合体させると、破綻する。だってそんな相手いないでしょう?
いたら、恋愛映画もドラマもいらないわけです
さて、生きがい、という角度からもう一度俯瞰してみる。
家族
恋愛
愛
育てる
この中で一番大切なことは、どれか?
育てること
そして、愛
ではその対象は?
他人
恋人
家族
そうか、家族か、、、、、。
あくまで形式ではあるけど、
家族とくに、子供に限っては、血族であり分身でもある
ということは未来移行がハードウェア的には済んでいる
そして巣だったとしても、いずれは帰ってくる。
子供を一人で育てることは難しい
それは教養ではなく、生活もともに、あるからだ
だから、族という形態をつくってきた
非常に納得できる経緯だった
昨日から、そんなことをぼんやり考えている
いまのところ、それは、こんな感じの結論を通過しているところ、
の覚書
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本記事は、鈴木心写真学校のオンラインサロンで鈴木心が書きおろしているコラムを一部転載しています。オンラインサロンにご加入いただくとすべての投稿を最新・最速でご覧いただけます。
(編集・山田友佳里)