鈴木心、本日の写真Q&A
明日6月29日開催、写真道場13に寄せられたたくさんの質問からお答えさせていただく、本日の写真Q&A!
写真道場#13「会社員はフォトグラファーの夢をみるか」
開催日|6/29(土)
時間|12:30 開場 13:00開演 16:00終了予定
場所|ピースオブケイク 東京都港区北青山3-1-2 青山セント・シオンビル 4階
参加費|無料 (*投げ銭ボックスを設置させていただきます!
お帰り前にご自身にとっての金額を入れていただけましたら幸いです!)
事前予約制、当日受付あり
早速行ってみましょう〜!
Q:良い写真の定義はなんですか?
伝わる写真です。
Q:カメラマンさんが撮影の仕事を受ける側として、されたら嫌なことや、反対にこういう依頼の仕方だと嬉しいなどあれば教えてください。よろしくお願いします!
都内に2万人にいると言われるフォトグラファーの中から、なぜ自分が指名されたのか理由が明快だと撮影料も気にならないし、アイディアの提案をしやすいので、助かります。その逆はお勧めしません!
Q:修正やライティングが苦手で、人物をきれいにする方法が知りたいです!
表情はレタッチできませんから、よい表情を引き出すコミュニケーションを心がけてみましょう!
Q:プロのレタッチ術が知りたい!普段のカメラ設定も知りたいです!(環境によると思いますが。。)
撮影が9割なので、レタッチはプリセット、カメラ設定はすっぴん、という、パジャマで近所のコンビニに買い出しレベルのお恥ずかしいほど、無頓着です。
Q:今後、他の方でのプロデュースはお考えでしょうか?
プロデュースじゃなくって、、、、。僕が学びたいと思う方にお願いさせていただきたいと思います。
Q:心さんがどのようにお二人を指導したのかを知りたいです。
指導だなんて立派なものは、していなくって、ふたりの感性を理解しようと努めることを一番大切にしました。おかげで僕自身もとても学びの多い機会となりました。
Q:SNSなどの台頭により、写真は、今や誰にとっても身近な存在だと思います。その中でプロだからこそ出来ること、また写真の形が変わっていくとしたら、どのような方向に向かうと感じますか?
技術が進化で機械にとって変わられるとしたら、いままでのカメラや照明が使えるからプロという概念が覆ります。というか、もう覆りました。しかし、写真史や、アートを含めた俯瞰した観点には欠ける感性が多く、一時的には広まっても、それらが永続的に大切にされていくものにはならないと思います。変化、それに対応する柔軟性。
Q:心さんはポートレート撮影時、ソフトボックスを使っていらっしゃいますが、そのソフトボックスの高さや位置を決める目安があれば教えていただきたいです。あと、撮影のお仕事の際に持っていく一式、レンズや撮影機材の数と種類を教えてください!
「こうすれば大丈夫」という型だけでは、現場で起こる様々な想定外のことには対応できません。影を操作するための光であって、その影の濃淡や階調、配置を行うためにライトの高さや位置を決定しています。つまりそのゴールがありきで、行程が生まれます。機材はA7Sと24-70、PC一台。ほぼこれで済みます。
Q:サラリーマンの撮る写真と、写真家の撮るそれの違いとは?
プロはクライアントの要望に応える仕事であるのに対して、アマチュアは自分自身がクライアントであることです。
Q:ネガカラープリントを模したような、緑被りして色相をかなりいじった写真ばかりがもてはやされる風潮をどうやってぶち壊していけばいいか、何か策はありますでしょうか?
20年前、全く同じ時代がありました。時代は移り変わるもの。壊すのではなくって、流れの意味を理解し、さらに先の流れに備えることが僕の処世術です。
Q:ぽんずさん、さどまちさんが写真を教わり始めた頃、2人の写真を心さんはどう評価してましたか?またスタートラインは同等ぐらいだったのでしょうか?
優劣はないのですが、ぽんずは頭、さどまちは手を動かして理解するというキャラクターの違いが明快な点は見所です!
Q:写真にはまったくの素人なのですが、参加しても大丈夫でしょうか?
もちろんだいじょうぶです!
Q:子供の写真も撮っていただけますか?
ご本人の希望でのお申し出に限り撮影させていただきます。