写真を仕事にするために、技術よりも必要なもの。
「もっとも自然な表情」を撮る鈴木心写真館。ありがたいことに、撮影の様子を知りたいとお手伝いに来てくだる方も多くいらっしゃいます。
今回は滋賀県長浜市での出張鈴木心写真館でサポートしてくださり、現在は写真館のワークショップに参加中の、松下裕昭さん( @hakase_photo )の体験レポートです。
どうやってこんな表情撮ったんだ!?
コロナが明け、料理教室を主宰する傍ら、着物レンタル屋を始め、着物のロケーション撮影をしていました。キレイな写真は撮れても、ポージングもよくわからない、影が硬い、表情も柔らかくできない。できあがった写真を見ても、何か物足りないと悩んでいました。
そんなとき、7月に滋賀は長浜の湖のスコーレで鈴木心写真館のポスターを見て、衝撃を受けました。どうしたらこんなに印象的な顔が撮れるんだろう? どんな声かけをしているのだろう? 鈴木心は魔法使いなのか? などなど興味関心が膨らみました。
松下さんのご覧になったポスター
素人だけど、参加していいですか?
鈴木心写真館のイベントページでスタッフ募集を見つけ(!)、こんなど素人が行ってもいいのか??と半信半疑で応募すると、スタッフの松川さんからお返事が。
滋賀に入る前に、大阪で開催される出張鈴木心写真館にお誘いを受け、ワークショップと懇親会に参加。オンラインサロンの存在も知らず、ライオンの檻に入れられた子犬のような状態でしたが、大阪のみなさまの温かいノリで2次会の道頓堀まで。
異国の喧騒とは裏腹に、静かにライカを構える心さんと美味しそうにたこ焼きを頬ばる松川さんの姿が忘れられない夜になりました。
大阪の懇親会でお会いしたみなさんには、出張写真館の会場となったフォトスタジオ Nプラスでのスタジオ撮影勉強会にもお誘いいただき、ストロボや背景紙の巻き方などを教えてもらい、ほんと良いサロンだなと感激しています。
写真館をスタッフとして見てみる
滋賀の出張写真館当日はというと、雰囲気に呑まれたまま午前が終わり、あっという間に1日が終わりました。事前説明会で想像していたものと全然違う、、。スタッフの谷口さんのペコちゃんスマイルに何度救われたことか。
それでもお客様と一緒にどきどきしながら順番を待ち、出番が来たら一気にテンション上げてプリントまで、まるでジェットコースターのような体験にお客様と一緒に心躍りました。
モニターに映る写真を見て一緒に目を潤ませ、お客様を送り届ける。こんな写真館見たことない。こんな写真館つくりたい!
僕が担当した「仲居さん」と呼ばれるポジションは、お客様とのコミュニケーションを通して、心さんと松川さんにその情報を伝えること。お客様とのコミュニケーションがなぜ大事で、どんな情報が必要なのか、頭の中は「?」だらけでしたが、やっているうちにその役割が少しずつわかってきました。
昼と夜の反省会で気づきをもらい、2日目も発見の連続でした。なんといっても一緒に時間を過ごしたみなさんが明るく、チームワークと包容力にびっくり。おかげさまで楽しく過ごすことができました。
会場の湖のスコーレはもともと少し関わりがあったのですが、現地のスタッフの皆さんとも仲良くなり、出張写真館の巻き込み力に驚きが隠せません。
これからも目が離せません!
心さんの興味関心の広さ、探究心、回転のスピードがとっても爽快でした。プロの現場のピリピリ感も体験できてよかった。
今後の出張写真館がどう生まれ変わるのか、その変化が楽しみです。 こんな貴重な体験をさせていただき本当に感謝しています。
興奮冷めやらぬまま写真館のワークショップに参加することに。ライティングの基本をしっかり学び、お客様の想像を超える写真が撮れるところを目指して頑張りたいと思いまーす!
あなたも写真館、つくろう!
お客様と直接かかわり、喜んでいただける写真館。実際のところまだお仕事としてスタートしていない方も約半数いらっしゃいます。
向いているかどうかではなく、やりたいと思ったなら。あなたのご参加をお待ちしております!
鈴木心写真館を体験しませんか?
出張イベントでは、受付から写真のお渡しまで30分。撮影は2、3分で完了します! おでかけついでの普段着でかまいませんので、ぜひお立ち寄りください。
本記事は、鈴木心写真学校のオンラインサロンで連載しているコラムを一部転載しています。
(編集:高橋慈郎、山田友佳里)