鈴木心の「うまくなっちゃう写真のワークショップ」では、本当に写真がうまくなっちゃうのか?
今はSNSを通じて全世界の人に写真を発信できる時代。でもワークショップ内では?誰に見せる?そう!鈴木に見てもらうのです。期待感?特別感?はたまた恐怖?いろんな感情がうずまきますがこれこそ写真上達への第一歩!?本日は2017年に行われたこのワークショップの実態をわたくし白石がレポートいたします!
写真がうまくなるために
カメラに興味がある、写真がうまくなりたい、仕事で使いたい!参加する理由はひとそれぞれ。「ワークショップ」ってかる〜い言葉に聞こえますが、実はそんなヤワなものではないのです。
カメラの使い方は説明書を見ればいい。なのでワークショップでは「なぜ撮るのか」「なぜ感動したのか」「なぜ伝えたいのか」という自分への「なぜ」という問いへの繰り返しでした。
飴と鞭と鞭と無知
毎回授業が終わると、次の授業までに課題が出ます。「水平垂直、距離」の回は約2週間の間に15投稿(FBグループで)。<水平垂直><最短距離・最長距離・中間>の3枚構成をアップしていきます。しかも題名は笑点のようにひねりを加えて。
時間を見つけてはカメラ片手に課題と向き合う日々。チーム制で取り組むこともあり、仕事終わりに仲間と合流して、意見交換、議論、発表に向けて準備をしていました。
撮影した写真を多くの人に見てもらい意見をもらう機会ってなかなかないですよね。「教育」ではなく「共育」を、とは鈴木心。個人戦とは違いチームワークによって講義では補えない細かな事柄をお互いで育む時間でした。
迷言は名言
まずはオンラインでの発表の場!Facebookにアップした写真はその都度添削されるのですが、、、。コメントもアドバイスも奇怪な言葉で、思わず図星になってしまうものばかり。Facebookを覗くのが怖いような楽しみなような。
さらに!実際の発表の場は心にささる言葉が並びます。
写真館のシンボルのひとつとなっている半纏。その裏地に使われている手ぬぐいにはワークショップ生が聞いた奇怪な言葉がぎっしり詰まっています。撮影時の心得がつまった1枚。これがあれば、どこに出かけても良い写真がとれること間違いなし。ということで写真館スタッフが身につけているのです。
追い詰められて、追い詰められると、乗り越えられる。自分を。
いっけん楽しげな写真のワークショップ風景。実態はとことん考え、他人に写真を見せることによってお互いの価値観をトレードする時間でした。今の自分を受け入れてそこを超えていく。何に感動して、涙して、何を伝えたいのか、自分と向き合う時間。そうすれば自然と写真もうまくなっちゃう!?ワークショップなのです。
自分の写真を見てもらう機会ってなかなかないですよね。対面でのワークショップが行えない今!オンラインサロンでは写真を通して自身の価値観を見つめ直す「写真道場」を開催しています。ワークショップ以上のハイレベルな戦いは視聴するだけでも一見の価値あり。次回の公開写真道場は8月22日!鈴木心のYou tubeで配信予定です!
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