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たった2週間でうまくなっちゃう、ポートレートスナップ写真の撮り方

アツアツ! ポートレートワークショップ7期のレポート第2弾。ご参加いただいた大分在住のバリスタ山﨑滉平さん( @____ymsk / @yamasaki_ws2 / @hajimaru_ps )が、鈴木心写真学校オンラインサロンでレポート書いてくださいました。


ドント ・ ストップ ・ フォトグラフィー!

こんにちは!山﨑滉平と申します! 4月末から始まり、約3ヶ月間とにかく写真のことを毎日考えていた写うま(鈴木心の写真がうまくなっちゃうワークショップ)が修了。

燃焼しきった気持ちと、毎日の朝のルーティンである心さんからの課題のレビューが急になくなっちゃった寂しさから、この勢いは止めたくない! という完全に勢い重視の理由で参加しました。

今回は心さんが撮ってきたポートレートスナップから学ぶ内容で、事前にお手本として「峠 TOUGE」シリーズや福島テレビの「FTVホーム」の写真を見る機会があったため、こんなふうに自然な表情や人柄が伝わる写真が撮りたい!というイメージができました。

毎回番組の最後に、各地のおすすめを紹介するスライドショーは、鈴木が撮影を担当していました。

こちらは福島テレビの番組「FTV @ホーム」のために鈴木が撮影した写真。言葉を交えながらスライドショーがすすみ、福島で暮らす人々の日常のストーリーを映しだします。

伝えたいことを自覚しよう

いままでなんとなくでしかポートレートを撮ったことがなかったのですが、初回の講義では目的、ゴール設定、撮影&組写真とドカンと多大な情報を余すことなく理論的に解説していただき、

角度 → 6つの正面(上・下・左・右・正・後)
距離 → 3つの距離(最短・中・遠)

を組み合わせ、写真4枚で物語を生み出すという課題に挑戦しました。

山﨑さんの最終作品はこちら!

それぞれ違う役割の写真で物語をひろげよう

僕が課題で一番苦戦したのは、たったの4枚の写真で伝えたいこと(目的)を表現しなければならないこと。そのためには、一枚一枚の情報を棲み分けする必要があります

感情のアップダウンや距離の寄り引きで飽きさせない。表情(目)を逃さず、状況がわりやすくなるように配置する。写真にうつったものを言葉にしたときに、いらない情報を入れないように、より伝わりやすいように。やっていくうちに機械的になってしまい、エモーションが足りない場面が何度も、、

その人の素敵なところを、本当にその人以外に伝えられているか」。大切なことなのに毎回見失いそうになりかけて朝のレビューで引き戻されるという2週間でした。笑

2週間後には、みちがえるほど写真が変わっている。

1枚を1語であらわせるほど伝えたいことが明確になっていれば、どの角度からいけば良いのか? どの距離からいけばいいのか? 自ずと見えてくる

雰囲気まかせに撮るのではなく、自分が伝えたいことをまず整理してから「客観的」に追い、重ねていくことで4枚でも物語が構築できる。

そして毎日課題を投稿できたのは、同じワークショップを受講しているみなさまのおかげだと改めて気づきました。

毎朝の心さんのレビューや、忙しいなか時間を割き、いろんな方々に声をかけて撮ったであろうみなさまの写真を見るたびに「うわ〜! すごい! ヤバい! めちゃくちゃうまい! 自分も撮らなきゃ!」という気持ちに毎回させていただきました。ありがとうございます!

これはいつも思うのですが、課題を「だまされたと思ってやってみる」とこの短期間の2週間でも自分でも気づかないうちに驚くほどに身についているんです。いつのまにかめちゃくちゃ近いとこから撮っていたり、かと思えばめちゃくちゃ離れた場所にいたりができている気がします。

「いやいや、そんなわけないない」と思った方は、
ぜひ一度、だまされてみては、、、? 笑

ミニ・ポートレートワークショップ始めました

こんな方におすすめ!

  • ご家族・ご友人などを自然体で撮影したい方

  • ポートレート撮影会等で撮影スキルを上げたい方

  • 出張撮影をされている方、始めてみたい方

  • 写真館で撮影をされている方のロケーション撮影への応用

カメラ一つ、自然体のスナップ撮影

1人の被写体を屋内外で撮影し、複数パターンの写真を並べてストーリーを作ります。ぐっとよって表情を見せたり、人柄や雰囲気がわかるよう引きも入れたり。人だけでなく、ものと空間も見せることで想像力のふくらむ写真になります。

ご家族・ご友人から気軽に頼まれたときにもさっと対応でき、もちろんお仕事にも活かせます。ポートレート撮影が初めての方も、バリエーションを増やしたい方にもおすすめ。

イベント・行事の記念撮影、贈り物の写真としても。写真のお仕事をされている方も秋冬の繁忙期を前に、お客さまからより喜ばれる写真づくりとしてお役立てください。

撮影をもっと仕事にしていきたい方へ、鈴木心写真館のスタイルを具体的に学べるじっくり3ヶ月コース。

これからの写真館づくり決定版!

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直営オンラインストア「鈴木心写真学校」限定で直筆サイン&オリジナルステッカー付き。他にも写真の本質から学べる “教科書” 、そろってます。

ポートレート写真は見せて感想を直接もらえるため、写真を撮るモチベーションが高まりますよね。喜んでもらえると、写真のたのしさと、写真で人の役に立つことを実感でき、もっとうまくなって見せたいと思うようになる。

写真から始まるたのしいコミュニケーションのために、鈴木心のワークショップがお役に立てたらうれしいです。

(編集・山田友佳里、高橋慈郎)

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