本日の鈴木心写真館: 「30年分の幸せのお裾分け、ありがとうございます!」の巻
今回のお客さまは、真珠婚を迎えたご夫妻とおふたりのお子さまたちです。奥さまが19歳の頃にご結婚されてから30周年、という記念にいらしてくださいました。
結婚30周年プレゼントは「ここで全員で写真を撮ること」
ご夫妻は、銀座のソニーでの出張写真館の際、飛び入りでご参加くださったお客さま。その写真をたいそう気に入ってくださっていて、おふたりともスマートフォンの待受画像に設定されているよと見せてくださいました。「結婚30周年のプレゼント、何が欲しい?」というお子さまたちからの言葉にも、鈴木心写真館で一緒に写真を撮って欲しいと奥さまがお願いされたのだそうです。こちらまで嬉しくなってしまうお話!
「noteを見て、予習してきました!」
とは、この日のために京都から戻られた長男ナオユキさんの弁。奥さまから写真館について聞き、いろいろと見て撮影に臨んでくださったといいます。「こんなふうにやられているから、良い写真が撮れるんですね。勉強になります!」だなんて、サクラでしょうか!?(笑)お子さまたちの幼い頃にはスタジオアリスなどで記念撮影を撮られていたとのことですが、今回は長女のユカさんの卒業式以来で5年ぶりの撮影です。どんな展開になるでしょうか、楽しみです!
背の順ではなく……
「座高順!?」並んでみたら、背はナオユキさんのほうが大きいはずなのに、旦那さまのほうが大きいぞ!と、ひと盛り上がり。
鈴木がナオユキさんに「なんだかオネエっぽい、オネエやめられるかな?」なんて言ってみたりして、またひと盛り上がりです。ユカさんとともに安定感のある旦那さまの少しユニークな表情を一瞬だけキャッチし、これは後で「遺影はこれで良いじゃない!」なんて皆さまでふざけたりもして。ずっと盛り上がりっぱなしです。
「一撃必撮だからね」
「何度も言いますけど、長く撮れば良いってもんじゃないです!」と言う鈴木に、そう返したのはゆかさんでした。さすが、予習してきてくださっている心強いご一家です。
夫婦円満の秘訣は
こちらが特別言わなくとも、ぴったりと寄り添うご夫妻。お子さまたちが「いまだに普段から可愛い、可愛いって言ってますからね」と笑います。ずっとこの調子なんですかと伺うと、「うん、もうずっとこうだよ」とのこと。素敵だわ〜!
「お父さん、ずっと同じ顔じゃん!」
セレクト中、女性陣から出た辛辣なコメント。鈴木も言っておりましたが、笑顔ってそんなにバリエーションありませんからね!(笑)確かに、前回の奥さまとのツーショットもやっぱりピカピカの笑顔です。「こう見ると、似ているねー!」「背格好がバラバラなの、逆に家族って感じがする」と、皆さまでワイワイ。
「1枚なんて選べない」「全部もらっちゃう?」
たくさんの素敵な表情が並んだディスプレイを見ながら、奥さまが「息子も娘も育って離れていって、こうやって4人で写真を撮れるのは最後かもしれない……寂しい……」とおっしゃって泣いてしまったりもね。私までもらい泣きですよ。今も書きながら、思い出して少し涙が出ます。
しかしながら、この素敵なご両親のもとで育った息子さんと娘さんだもの、きっといつでもまた集まってくださいますよ。次は、メンバーが増えているかもしれませんし! 旦那さまが優しく「迷うなら、全部もらっちゃう?」とおっしゃると、「だって、良いから!」と奥さま。そして、たくさんのお写真を額装させていただきました。
この後、ホテルで食事をされ、同じ部屋にお泊まりになるとのこと。「これまでの写真を見ようと思ってスライドショーするの」と、写真館を出発される前に昔のお写真を私にも見せてくださり、翌日にはまた奥さまから心温まるメールもいただき、もらい泣きも含め、30年分の幸せをお裾分けいただいたような気持ちです。ナオユキさんは京都へと戻られましたが、遠く離れていてもきっと、心はいつだって近くに。またぜひ、ご家族で遊びにいらしてくださいね!(記事:末松早貴 写真:高木亜麗 撮影:12月8日)
※鈴木心の手による実際の写真を、鈴木心写真館のInstagramで展開中。気になる方は、下記からご覧いただけます。
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1/12(土)、13(日)、14(月・祝)
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