ひょっとこフェス開催のお知らせ

2019年8月27日 19:03

写真に最も必要なものは、写真以外の知識

ぼくはいわゆるフェスがあまり好きではありません。音楽も食べ物も、そしてフェス自体が消費の集合体だからです。参加する人も、出演する人も、フェス自体の一部という希薄な意識であつまってくる。お得だから、って。そんな星屑の一部になるために僕は時間を消費したくないんです。

鈴木心＆いなわしろ写真館主催
あそんで、まなぶ『ひょっとこフェス'19』
日時：2019年8月31日(土)〜9月1日(日)2日間
場所：赤い家　駐車場有　耶麻郡猪苗代町長田字長田７９−１
https://goo.gl/maps/rssf214Sv1Q2

年に一度、ひょっとこフェスという名の、深呼吸

大切な方々に、大切な時間と、経験をしていただく。
消費じゃなくって、あそんで、まなんで。
その瞬間から、違う風景が見えるような体験をしてもらいたい。

よくよく考えると、このイベントは営利目的じゃないんです。それはワークショップをしていただく方も、僕らも。とはいえ、ここに来る旅費や、材料費ぐらいは、なんとかしたい。そのくらいの気持ちです。

また、来年！

そんな声を掛け合えるものになったら。それで十分。そうじゃなければ、やめればいい。いつも、小さくていい。みんなの顔が見える機会であることを大切に。今年のラインナップのご紹介です。

みなさんが触れるものの中で、国産うるしは、１パーセント。
その１パーセントを子供が使う箸のために。
加藤さんは、塗師であり、母だから。
当たり前を当たり前に、加藤那美子さんの、漆と、からむし体験。

人にとって一番の試練は続けること。
銅板を叩いて、ものをつくる。
中村友美の作品は、叩き続けたその所作の結晶。
奈良、台湾、トロント、そして猪苗代。
続ける意味、が形になる。中村友美の、鍛金体験。

いつも飲むコーヒー、でも誰もその仕組みを知ろうとしない。
頭で知る勉強はつまらないけど、手と味で知る勉強はどうだろう。
料理において、手と口は一対だから。
まずはそこから知ろう、あとは自分で旅に出れる。
今日からあなたがバリスタになる。カフェ十二ヵ月と、鈴木心のコーヒー道場。

梅、桜、桃。三つの春が出会う場所、三春。
江戸時代から続く張り子文化の中にある異端。
口の部分がないひょっとこお面、そして広治さん。
禅寺にかよった広治さんのひょっとこ踊りは自然とつながっている。
火も山も湖も。そんなちからを感じてみよう。
そしたら自然に体は動き出す。
橋本広治さんのひょっとこ踊り。

人にとってもっとも根源的な音楽は、心臓の音。
しかしその心の音は他者にふれないと聞くことはできない。
だから伝えてみよう、自分の心音を。かさねてみよう自分の心音を。
緊急参戦、ハラグチヨシフサさんの心を重ねる、打楽器ワークショップ。

誰かが摘んだ野菜よりも、自分で摘んだ野菜の方が
美味しいに決まっているじゃない。
なんで、って？それはあなたが自分の食べるものの
物語を知っているから。
ごっつぁんファームの朝どり収穫体験。

猪苗代にいくと、仕事をするつもりがすぐに眠くなる。
空気が澄んで、静かな場所。ここは町の窮屈な場所じゃない。
たっぷり遊んだら、ゆっくり休もう。
ハンズモア、写真館スタッフ、さとこさんの温かいマッサージ。

いなわしろ写真館は、鈴木心写真館の卒業生たち。
ライオンの親は子供が小さいうちに、野に放つ。
たくましく育てるための厳しさは、優しさでもある。
鈴木心VSいなわしろ写真館。
あなたが欲しい写真はどっち？写真館道場。

出張鈴木心写真館と言ったら、そのはじめりの地、空カフェ。
果物も野菜も、お肉も、スイーツも。家も、土地も自分たちで切り開く。
そんな生き方も食べ物も潔い美しさ。空カフェのご飯と、BBQ。

鈴木心の内緒のアトリエ、赤い家

福島県のへそ、磐梯山。
その恵、猪苗代湖。
その間にある、築３０年のスウェーデンハウス。赤い家。
もう七年、鈴木心写真館の第二の拠点として。
もちろん、近所には温泉も。

東京から高速道路で猪苗代インターまで４時間弱（鈴木運転だとなぜか２時間強）
東京駅から電車で翁島まで、接続がよいと２時間半。

いま僕たちに必要なのは、消費じゃなくって、
そこから一歩進むための、あそびとまなび。
自然にかこまれながら、ゆっくりすごす２日間。

目的は持たないで、空っぽできてください。
その方がきっと、いろいろなもので満たされる時間になるはずだから。

facebookイベントページは、
https://www.facebook.com/events/930143790651865/

お問い合わせは、
なちがみさとし（いなわしろ写真館）09053598331 ｜satoshinachigami@gmail.com