作品づくりとは、継続すること。
「作品をつくる」。一から生み出すことは、どんな過程を経て、最後はどう実を結ぶのか。想像のつかないことに、誰だって不安や抵抗感を覚えるものです。
だったら、小さくステップを刻んで積み上げていこう。鈴木心写真学校では、レベルや目的に合わせてワークショップをクラス分けしています。
自分をもっと掘り下げて、写真で表現してみる「超写うま」に参加した小林崇人(@k0bayashi_takato )さんが、体験をレポートしてくださいました。
現在超写うまを受講中の小林です。現時点までの本ワークショップを受けての自身の内心を振り返ってみました!
写うまに始まり、さまざまなワークショップに参加することで、「創作」という活動のイメージが少しずつリアルなものとなってきました。
直近に受講した「鈴木心の写真がうまくなっちゃうワークショップ|写真館」では、被写体協力者の確保など環境面で難渋することが多く、自分らしさを出す前に時間切れ。正直、不完全燃焼感がありました。
一人で打ち込めそうであり、かつコンセプト重視な超写うまはそんなモヤモヤを成仏させる良い機会では? と思い申し込みを決意。
名作写真集が補助輪になってくれるから
大枠のテーマこそ「世界」「愛」と指定されているものの、その他は完全自由。このマニュアル感を求めていたとはいえ、いざ足を踏み入れると途方に暮れそうに。ただ、こういったときにどうすれば良いかは過去に心さんからたくさんヒントをいただいていたなぁと。
超写うまの前段である写うまでは、過去の名作写真集を読み込み、自分の立場に当てはめる、このプロセスを繰り返すことが作品づくりの第一歩であると理解しているので、今回もそれを踏襲。
随時インスタやZoomレビューをいただきながら軌道修正することで、前半戦は形にしていくことができました。
ファインダーをのぞくとは、「向き合う」こと
今回のワークショップを通じて強く実感するのは。
写真を撮ることを意識すればするほど、被写体を意識すればするほど、同じだけのエネルギーが撮影者に跳ね返ってくるということ。
これは、自分がこれまでの人生で目を背けつづけてきたからこそなのかもしれません。自分と向き合うことを避け続けてきたことを内心わかっているからこそ、写真を深めたい反面、生ぬるい距離を保っていたいというアンビバレントな感情が自分の中にあるのだと強く自覚させられる。
超写うまは瞑想!?
▼発表会の映像をYouTubeで限定公開▼
「自分と向き合う」。
このステージを越えればその先に新しい写真との関係性を見出すことができるのだろうか?
まずはここを今回の課題の一つとし、形にすることを目指す。それこそが「愛」の最小単位であるという認識。発表会ではそんな思いが伝わる作品が皆さんにお披露「目」できればと思っています!
本ワークショップは自由度がかなり高く、写うまからのステップアップとしてやり応え十分だと思います。写真館活動という外に向いた写真と写うまという内に向いた写真。その両輪が回っていくことで、自分の写真レベルを上げていってくれるんだなあと感じます。そしてそのどちらもを学べるこの場の素晴らしさ、そしてそこでみなさんに出会えたご縁に感謝です!
超写うまについては、同じく参加してくださった伊藤拓郎さんの記事も詳しくておすすめです。
誰だって、自分らしい写真の作品がつくれる
撮りたいものやレベルに合わせて選べるオンラインワークショップ。
なんと40%オフに価格改定し、継続しやすくなりました。33,000円の3回払い(分割手数料無料)もご用意しています。
鈴木心のワークショップ&写真を体験しよう
全国への出張イベントも開催中。
鈴木の撮影はたった2、3分。緊張したり恥ずかしがったりする前に終わっちゃいます。受付からプリントのお受け取りまで含めても20分程度、データもその日にダウンロードできる!
ワークショップはミニとはいえたっぷり2時間。
カメラの使い方よりもずっとずっと大切な、良い写真とは? を一緒に考えて、実践してみましょう。質問&相談も大歓迎です。
(編集:山田友佳里)