見出し画像

イベントブーム再来! 成功に導く4のこと 〜写真館の場合〜

2日間で約500名にお越しいただいた、山口県開催の出張鈴木心写真館 in 本丁蔵部! たくさんのご来場ありがとうございました!

主催してくださったのは、地元・周南市で活動されている港の近くの小さな写真館の平山佳世子さん。大成功に導いた、リアルな集客・準備をレポートしてくださいました。写真館やイベント制作をされている方、必見です。

出張鈴木心写真館ツアーは7月に神戸、世田谷、8月は名古屋、大阪にお伺いします(ワークショップも)!

1、鈴木心写真館を体験してもらいたい人って?

昨年、広島と大分での出張写真館に参加させていただき、この楽しさを山口の人にも知ってもらいたい、写真の概念が変わるきっかけになるのではと思い、山口での開催を希望しました。

平山さん

まず、山口の県民性を思い浮かべてみると、

  • 保守的で真面目。親切。

  • 新しいことにすぐに飛びつかず慎重。

  • 興味があっても行動に移すのが遅い。

  • 同調傾向がある。

これらを踏まえて、じっくりアプローチして集客につなげていかなければいけません。

撮影を楽しんでもらうことを前提として、出かける楽しさ、人と出会う楽しさを感じてほしい。若い家族だけでなく3世代、ご高齢の方にも楽しんでもらい、幅広い世代が集まる場にしたい。ということで、

  • 若いファミリー層(お子さま、ペット連れ)

  • プロフィール写真を撮りたいと思っている個人

  • 「写真は記念日に正装して足元まで入れて写真館で撮影するもの」と思っている人

  • 撮られるのが苦手、写真が嫌いな人

  • SNSを情報源としていない高齢層

にご予約いただけるよう、宣伝に力を入れました。

2、誰もが楽しめる会場選び

家族でにぎやかなときもあるけど、一人でいらっしゃるお客様が居心地悪くなく楽しんでもらえる空間にする、という会場自体の目標も。

長年、文化交流の場として人気があるアートギャラリー 本丁蔵部を会場にすることで、馴染みがある年配の方は足を運びやすく、若い方もなかなか足を踏み入れる機会がない趣のある空間を楽しんでいただきたいという思いがありました。

以前から親しくしていただいているオーナーの原田さんに相談し、了承していただきました。当初、原田さんは心さんのことをご存じなかったのですが、YouTubeなどを通してあっという間にファンになっていました。

頼もしかった本丁蔵部の原田さん。ありがとうございました!

3、地道な告知活動、そのすべて

2/15 心さんの現場視察
2/23 山口県での開催と日程が確定(日程5/27.28)
3/3 鈴木心写真館スタッフと原田さんとZoomでキックオフミーティング
   必要備品やマルシェ出店者を決める
3/14 フライヤー校了
3/16 写真入りフレームのサンプルを受け取る
3/17 SNS告知公開
3/22 フライヤーの配布開始 
3/23 予約 13/160枠
3/24 ポスターが届き、掲出
3/29 本丁蔵部にフレーム設置、来館者にアピール
4/1 Instagram広告に出稿
  (地域_山口県全域/20~60歳/6日間/目的の選択:ウェブサイトのアスセスを増やす/¥4,002)興味・関心の項目は添付写真参照
4/8 フライヤー追加プリント発注
4/20 周南経済新聞に掲載
4/25 予約 57/160枠
   周南経済新聞→Yahooニュース転載からの予約1件
5/1 予約 74/160枠(広報活動の割には予約が増えないので焦り)
   鈴木心さんの大ファンという方からメッセージが来て、ご自身も3カット、社員、知り合いにも声がけしてもらい一気に予約が増えた。
5/3 予約 100枠到達!!
5/9 予約 114/160枠
5/15 日刊新周南に掲載(私の年齢まで書かれる)
5/16 126枠予約/160枠(予約が増えてきたので少しほっとする)
5/26 スタッフが到着し、前日設営

2日でスタッフや関わってくれた人を含め、のべ500人近い人が足を運んでくれた賑やかなイベントになりました。

今回のイベントらしさを表現するとしたら、狙いどおり、幅広い世代の方が参加してくれたこと。感度の高い方や、若い方だけのイベントにしたくなかったので、その点はとてもよかった。ただ、ご年配で足が悪い方もいらっしゃったので、椅子を多く設置するなどの配慮がもう少し必要だったという反省はあります。

原田さんには、「もう歳だから、写真は苦手」という人たちに根気強くお声がけしていただきました。初めは嫌がっていた人たちも、終わったあとは感謝のメールや電話をたくさんいただいたそうです。

「きれいに可愛く撮ってほしかったけどすごく笑ってて、えーーーと思ったけど毎日見てたら味が出てきて自分の表情が好きになった」というお声もいただきました。

4、地元の協力あっての集客

お花屋さん効果

結婚相談所を兼ねているお花屋さんが、お仕事用のプロフィール写真の撮影を個人事業主のお客様に勧めてくれたので予約数が伸びた。

経営者さん効果

昔から心さんのファンだったという人と繋がることができ、顧客の方に勧めてくれて予約数が伸びた。

Instagram効果

フライヤーをお店に置いてもらって、インスタのストーリーズでお店の紹介を兼ねてイベント告知。タグ付けをしながら広げてもらったので情報の拡散には有効だったと思う。

日頃からのネットワークづくり

親子や子どものイベントを開催する団体の専属フォトグラファーとして、ボランティア活動している。イベントの告知をお願いしたらその団体が抱えている登録者に向け、インスタやLINEグループで情報発信してもらえた。

新聞掲載

SNSやWebを使わない方へ届けるなら不可欠。ただ、選挙時期と重なり、終盤のほぼ予約が埋まった時期の掲載だったのが少し残念だった。

そして、オーナーの原田さんの繋がり

SNSを情報源にしていない世代に来てもらう点において、オーナーの原田さんの力は不可欠だった。年齢の数のバラを抱えて夫婦で参加してくれたり、おしゃれしてひとりで参加してくれた方もいた。カット数を追加してくれる方も。

イメージを覆す、写真体験!

鈴木心写真館の撮影体験は、家族の大切さや家族がいる幸せを再認識できると思っています。世代の違う人が撮影を楽しんでいる姿をお互いに見ることはとても有意義で、うちのお父さんを誘えばよかった、お母さんの写真も撮ってほしかった、次は孫と一緒の写真がほしいなど、体験を通しての家族への想いは、次につながっていく。

写真館の内容もレポートしたかったのですが、今回は集客をメインにレポートさせていただきました。写真館の反省内容は、Viocyを聴いてください。

お久しぶりの鈴木心写真館スタッフのみなさん、サロンメンバーをはじめとするお手伝いに来てくださったみなさん。山口を盛り上げてくれてありがとうございました。

私も仲居として入りましたが、とにかくみなさんとの一体感が心地よく、あっという間の時間でした。ぶち楽しかったです。
今度はお手伝いに行く側に回りますのでよろしくお願いいたします。

チーム香川へバトンタッチ!また、現場体験レポートで!

今度はあなたが写真館!

鈴木心写真館の撮影テクニック、撮影コミュニケーション、写真やお客様との向き合い方までお伝えする「鈴木心写真館への道」。人に喜んでもらえる写真が好きで、そんな写真を仕事にしていきたい方をバックアップするワークショップです。

鈴木心によるほぼ毎日の写真レビューと、学びあい、活動を支えあえる仲間との出会いがなによりの魅力! 七五三など人物撮影依頼のハイシーズンまでに力を養うならいま!


本記事は、鈴木心写真学校のオンラインサロンへの投稿を転載しています。サロンメンバーによる自主企画の勉強会もオンライン・オフラインでさかん! 学ぶ仲間を求めている方はぜひ。

出張鈴木心写真館の主催に興味がある方は〈 fc@oneis.jp 〉までお気軽にお問い合わせください。

(編集・山田友佳里)

いいなと思ったら応援しよう!