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最新の撮影機材は、最良か?

鈴木です。撮影スタイルワークショップが始まる、ということでオールドレンズ+レタッチのことを動画でお伝えしている日々。実はかつて、ごっそり購入していた時期があったのですが、選択肢が多くても使わないので売却してしまいました。

生き残るオールドレンズとは?

僕の場合、残す基準はシンプルでこの3点です。

  1. モノクロ用の設計

  2. 小さいか

  3. 寄れるか

1、まずはカラー写真がこんなに普及するとおもっていない時代のレンズ。これは設計がモノクロ写真前提なのでカラー使用すると、なんとも不思議な色味になります。そこからレタッチでちょっとだけチューンしてあげる。

2、いまのレンズは光を取り込むために大きく、重く、なりがち。そして作りがチープなのですが昔は真鍮で作っていて、堅牢で、ものとしての存在感が全然違う!小さいのに。

3、肉眼での最短焦点距離くらい、グググっと寄れるもの。これは後でトリミングしたり、レンズ交換したりと工数を減らせるのが魅力。あとはオールドはどうしてもボヤっと映るので、むしろ寄りの写真のときにオールド感が強調されやすいです。

オールドレンズは素材で仕上げが肝

線も光の分解も鈍い。だからレタッチでダイナミックな色味の操作をする余地が残されています。中間のトーンが多ければ多いほど、どかっと変えやすい。だから、上の3つ+レタッチ、で描写表現を拡張することができるグッドコンビネーションになるわけです。

でも何を参考にすれば?

そのために、フィルム時代の名著と名撮影者たちを参考にして、学習しよう〜!というのが撮影スタイルワークショップ。基礎の基礎を徹底に打ち込む写うま(鈴木心の写真がうまくなっちゃうワークショップ)の拡張版ともいえます。

このように、新しいチャレンジには進む指標を設けることでグングン進んでいくことができます。是非みなさまの写真ライフの拡張にお役立ていただけますと幸いです〜!

今日の一枚:僕に撮っては写真の仕事と写真館的なことって繋がっているのです。

※このコラムは、2022年6月5日に鈴木心オンラインサロンSKOOLへ投稿されてものです。サロンにご参加いただくと、毎日最新記事をご覧いただけます。


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