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写真データ1,000枚よりもプリント1枚の選び方が、その写真館の真価。

写真をたくさん撮ったは良いけど、セレクトが大変! そんな経験ありませんか? 出張撮影や写真館で「全データ納品」とよく聞くようになりましたが、良い写真が埋もれてしまえば本末転倒。たった1枚であろうと、飾って何度も見返してもらえることのほうが写真体験の価値は大きい

鈴木心写真館では撮影の後、その場で写真を1枚プリントしてお渡ししています。たくさん撮ったなかからたった1枚を、素早く選ばなければなりません。鈴木心写真館スタッフの平山さんが額装する写真選びのコツを教えてくれました。

あれもこれもいいけれど

たくさん良い表情が撮れた時に限って、その中の1枚飾るものを選ぶのがなかなか難しい!
私は3つを重視してお客さまに提案しています。

1. 可愛いだけじゃ、ダメなんだ!

記念日でも、記念日じゃなくても、誰のために写真を残すのか?
自分のためだけではなく、未来のご自身やお子さま、その先のずっと続いていく家族のため。だったら、今の自分が良いと思う感覚で選ぶのはもったいない。

写真館へ足を運ぶお客様は写真を残すことに重きを置いていて、意外と未来のことを考えていない方が多いのです。

こちら、鈴木心写真館の作品集1号に収録されています。

2. 語れる写真かどうか

だから、可愛いだけで決めるなんてもったいない!
その子らしさが一番溢れている写真、みなさんの関係性が一番うつっている写真のほうが飾り続ける価値があるのです。

その写真を未来に見返したとき、撮影時のこと、写真を残した理由を語れるかどうかが一番の肝となってきます。

3. その方がリピーターかどうか

実はここもちゃっかり気にしています。リピーターの方でしたら前回持ち帰られたお写真をもとに、今回何をお勧めするのかを決めています。

前回と同じ並び方の写真で成長を感じてもらうもよし。前回はカメラ目線だったら今回は向かい合っている写真でもよし。 先の2つのと合わせておすすめできると素晴らしい!

お子さんが増えるたびに来ていただくお客様。
大きな成長が見えて、ぜんぶ飾ってたのしい!
こちらは鈴木心写真館を飛び出して!
広告・雑誌で使われる大きなスタジオでの「プレミアプラン」撮影

「見せて」たのしい写真

鈴木心写真館のホームページにもあるフレーズをご紹介します。

撮ってたのしい
見てたのしい
見せてたのしい
今までにない写真体験で
最高の瞬間を永遠にのこしましょう

この「見せて」が、将来の自分やお子さまに対する言葉でもあるなと日々考えております。

お客さまが送ってくださったおうちの様子

額に飾りたくなる写真をお撮りします

鈴木心写真館は世田谷と日本橋に一軒ずつ、皆様をお待ちしております。
額に飾れる、飾りたくなる写真をお撮りします。

各地での出張写真館も開催しています。近くの街で、お気軽にお立ち寄りください。


本記事は、鈴木心写真学校のオンラインサロンで連載しているコラムを一部転載しています。

(編集:高橋慈郎、山田友佳里)


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