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写真も映画も、物語をもっている。

鈴木心写真学校のワークショップは、3ヶ月ごとに終わりがやってくる。その後は?みんなと写真の関係はどうなるのだろう? 僕は、どうだって、いつも写真と一緒だった。でも、一緒にいなければ! と思ったことはなくって、気づけば一緒だった。

一緒にいられなかったものもたくさんある。運動はいまだに苦手だし、続かない。絵も陶芸も音楽も、ほどよい距離が良さそうだ。そう考えると、人付き合いに似ているのかもしれない。なので、無理のない距離で、会いたくなったら会えば良いのかも。

インターステラーの再上映にちなんで

あ、そういえば、映画『オッペンハイマー』の封切り。日本ではその上映が危ぶまれていたので、イギリスのフィルム上映をちょっとだけみてしまったんだけど、あらためて、IMAXで見るこの映画の力ははんぱなかった。死ぬ気で、本気で作るってこういうことなのか、、、、、と。

クリストファー・ノーラン監督の映画はIMAXサイズ(ざっくり言うと4:5くらい、65mm)の中判フィルムで撮影されている。のだけど、これをちゃんと上映できるのは日本に2面しかない。大阪のエキスポシティと東京のグランドシネマサンシャイン池袋。ここで観ないと、製作者の意図を受け取ることはできない。

案の定、争奪戦になり、オンラインワークショップをしながらの予約になってしまったのだけど、真ん中の一番後ろ、といういつもの席は確保できず、真ん中のちょい左になってしまった。がしかし、、、、スクリーンがいつもよりも、視覚に回り込み、音響まで距離が近くなるので、迫力が、、、、すごい、、、、、、すごすぎた、、、、。

この映画はほぼ会話劇にもかかわらず、観た後、体調が悪くなるくらいの凄みが体を迸る。ポップコーンのせいなのか、それともこれは映画のメッセージなのか、ぜひぜひみなさまも、この二面、のどちらか、、、、ぜひ、、、、。

ちなみに、海外ではオリジナルサイズのフィルム上映というのもありまして、この巨大スクリーンでフィルムで見ることもできるのです。今の時代どこでもみれるからこそ、本当に予算を獲得している映画は、映画館じゃないと絶対に味わえない、体験を設計しておりますの、とりあえず映画行こ〜じゃなくって、どこで見るか、というのがとーっても大切なのです。

※日本でも109プレミアムシネマズ新宿の巨大スクリーンにて、35mmフィルムで上映されるタイトルがあります。

写真がうまくなっちゃう映画!

『インターステラー』について、YouTubeでは写真家の視点で語っています!

写真家と写真館を育てています。

オンラインスクール鈴木心写真学校では、「作品づくり」と「ライティング」の2本軸でワークショップを開催しています。

撮影の基本知識から美術教養も学べて、良質な写真集もたっぷり紹介。鈴木心自身がほぼ毎日あなたの写真をレビューします。

好きな写真で、何をしたいですか? そんなあなた自身の夢や目標をより実現できるお手伝いをします。

逆に、「写真は撮っているけど何をしていきたいんだろう?」「自分らしい写真や仕事ってなんだろう?」というお悩みも、ワークショップにご参加いただくことで目的がはっきりと見えてくることでしょう。

間違いなくあなた自身の力になる3ヶ月。ご参加お待ちしております!

無料!鈴木心のなんでも写真相談室

12/13(金)20:00より、「無料!鈴木心のなんでも写真相談室」を開催。
会場は鈴木心写真館 馬喰横山スタジオ。たっぷり2時間、実演ありのオフラインイベントです。ぜひスタジオに遊びにいらしてください!
詳細・お申込はこちらから!

(写真・文:鈴木心、編集:山田友佳里)

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