本日の鈴木心写真館:「また会う日まで!(柄シャツは延期)」の巻
昨年の夏、奥さまのご妊娠中に撮影にいらしたおふたり。撮影後、わずか2週間後に誕生したという、うたちゃんとご一緒に、2度目のご来店でした。
「家では、よく笑うようになったんですけど」とのことですが、おふたりの間でちょっぴり浮かないお顔、、、!
あ、笑ってくれた! と思ったら次の瞬間には、泣き出してしまう。秒速で変化していくうたちゃんを、慌てることなく見守るおふたりの表情も印象的でした。
家族が増える、というのはとても大きな変化だけれど、きっと、それから先だってずっと、日々は変化の連続です。少しずつ、身体が大きくなっていくことはもちろん、表情や仕草、そしてコミュニケーションの仕方も。
毎日見ている、自分や、自分の家族。その変化はゆるやかで、当たり前で、気付くのが難しいから、忘れてしまったりもするかもしれない。写真は、そんな自分や家族を、外側から「この日は、この時は、こんなふうだったんだよ」と教えてくれるものだと思うのです。
「いつか見返した日の自分たち」と、「撮った日の自分たち」とを見比べて、撮った日のことやそれからのことを、ひとりで思い出したり、一緒に語り合ったりできる写真であるように、という気持ちでいます。撮影も、セレクトも。
「年に一度」と決めてもいい。名前のついた記念日もすてき。だけど、ここで撮った写真をいつか見返して「今の自分たちを、またいつかのために残しておきたい」と自然に思いついたときにこそ、2度目、3度目があったら嬉しい、と思うのです。(記事:湯本愛 写真:斎藤さおり)
(そう、前回の撮影のときの記事はこちらです、、、!)
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