これから写真館は、写真学校になっていく。
鈴木心が写真館プロジェクトとワークショップを始めて12年。いまや私たちと同じく、撮った日を記念日にする写真館仲間が全国にいます。彼・彼女らは鈴木心写真館と鈴木心写真学校で学び、たしかな撮影テクニックとコミュニケーションを磨いてきました。
その一人、せんだい写真館の佐藤だいじんさん。消防士からフォトグラファーへ華麗なる変身を遂げ、写真で東北を盛り上げるべく勢力的に活動しています。
写真館立ち上げにあたって参加したワークショップ「鈴木心写真館への道」をレポートしてくださいました。
たった3ヶ月間で結果を出す
僕が、鈴木心写真館への道で学びたいと思っていたこと。
僕の場合すこし特殊ですが、ワークショップ終了後、すぐ写真館をスタートすることが決定している状態でした。
戦場に出る日が決まっているわけですから、それに向けてお客様を感動させる具体的な撮影スキルを身につける! という思いで申し込みました。
3ヶ月のあいだ、2週間ごとに全5回の講義と、インターバル期間は課題に取り組みます。撮影した写真をインスタグラムに投稿すると、翌日にはレビューが届く。
「理論を学び、実践を重ねられる環境」に自分の身を置けることは、このワークショップの大きな価値です。
最低限の機材ではじめる、手づくりの写真館
カメラ(SONY α7SIII)
テザー撮影用ケーブル(4.6m)
PC(Mac Book Air)
テザー・現像ソフト(Capture One)
()内は僕が使用していたもの。これらがあれば撮影はできるので、あとは照明と背景をどうするか。
僕はすでに持っていたGODOXのストロボライトを使用しましたが、アイランプを使っていた方が多かったです。
背景は紙がマスト。布はシワになったりと扱いが地獄です。
ライティングの極意は「見る」こと
まずは自分の目を鍛えることからかなぁと。
撮影とレビューを重ねていくと、最初は見えていなかった影の違いが徐々に見えてくる。
違いがわかればあとは寄せるだけで、その方法は理論としてしっかり習うことができます。
良い写真は時間の積み重ねでつくられる
ワークショップを修了して実感しているのは、撮影とコミュニケーションが並行してできるようになったこと。
ライトやカメラを調整している間、会話がフリーズしてしまうのは撮影あるあるですが、徐々に操作を体で覚えていき、楽しく話を続けながら撮影することができるので、結果として良い表情が撮れやすくなったなぁと。
操作やコミュニケーションが慣れてくると、服や髪の乱れなど細かいことにも気がつくようになってきました。
良い写真が撮れると、ものすごく喜んでいただけます(当たり前ですが!)。
「自分の表情が嫌いで、正直写真を撮られることも抵抗があったけど、今回撮っていただいてとても楽しかったし、この写真は自分にとって宝物になりそうです」なんて言われたら、泣いてまうやろ!!
「1人のお客様の先には10人のお客様がいる」
というのは本当で、満足していただけたお客様から、次のお客様に繋げていただけています。そんな流れをもっと大きく、仙台だけでなく東北全体で、たくさんの人の写真体験革命を起こしていきたいと燃えています!
火の用心!!
8/1から鈴木心写真館への道 第4期スタート!
たった3ヶ月で一生ものの技術が身につく。好きな写真を仕事にしていきたい方を応援するワークショップ。一括払いでのお申し込みは5%OFF。3ヶ月の分割払いにも対応しました。
写真で人を幸せにする、最強の参考書も。
写真で生きていこう、写真と生きていこう。
鈴木心写真学校のオンラインサロンは、写真に真剣に向き合う仲間と切磋琢磨できる場所です。初月無料ですのでまずはぜひ、お試しから。
(編集・山田友佳里)