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ライティングを理解する! 鈴木心の朝の写真道場inグッドデザインカンパニー #4

隔週月曜、朝7時から。全5回開催、鈴木心朝の写真道場inグットデザインカンパニー!第4回目は「ライティング(照明技術)」について学びます。

前回の3回目の復習「写真の読み方」はこちら

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「カメラマンと同じ場所に立って同じ写真を撮ってみると、なぜこの写真を撮ろうと思ったか気付ける。一度カメラマンをトレースすることによって、撮影者の意図(写真やカメラの使い方)を読むことができます。」

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課題写真を眺めながら、トレースの感想や難しかった点を聞き、心さんからアドバイスが入ります。徹底的に作り込む人もいれば、その場の状況を精査してシャッターを切る人、何気ない雰囲気を切り取る人、技術的なことを意識して撮影する人…と、さまざま。

「解釈することで、その人が何を考えて作品を作っているか理解できるようになる。ただ写真をパラパラと眺めるのではなく、写真家の気持ちをインストールして欲しい。写真を読み物として。」

4回目は照明編!見せたいもの明確にするために。

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光は影を作ります。影で重要でない部分を見えづらくしていくことで、どこが見せたいのかを画面上にあぶりだしていく。「スナップ写真はその場の状況を切り取ることしかできない。しかし、ライティングが入ってくると、写真家が何を目立たせたいのかを理解できるようになる」

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光がなければ影もない。光は、影を操作するための道具です。その光には必ず中心、芯があります。光源の角度や距離によって、影が作り出す物語や順位が変化します。さらに、リフレクターやディフューザーを用いることで、影の濃淡が変化します。「光の当たる部分=カメラマンが伝えたい・目立たせたい部分」なのです。

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実践! ライティング講座

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ライティングの練習は、周りに干渉するものがない場所で始めます。

整理上手は構図上手!撮影時に意識することは

・真っ暗な環境から光を作り始める
・カメラを構える前に肉眼で光の当たり方を確認
・被写体近くから始め、遠ざけながら印象に合うところを探す

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1.光源の位置と角度を調整|影の位置、分量をきめる
被写体に近いところから、徐々に遠くしていき、ベストな光源の位置を測って設置

2.ディフューザーをいれる|影の性質を変化させる
その上で、照明と被写体の間に拡散材料(トレペ、やフィルムなど)を入れ、具合を確認しながらちょうど良いところまで遠ざける。

「ライティングは、順序立てて構成すれば絶対に印象通りのところにたどり着くことができます。うまくいかないときは、設置からうまくいっていない可能性があります。シンプルに光源の芯の位置と角度を調整するところからやり直してみましょう」

実はすでにその細やかなことはこちらに明記してあります!
ライティングのより詳しいことは、こちらをご参照ください!

【課題4】ライティングで自然光を再現する

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今回の課題は「ライティングを使って自然光の光源を再現」すること
「レタッチは禁止!撮ったままで勝負してください」

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1.自然光で被写体を撮影

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2.自然光での撮影を、照明を使って再現する

「自然光で撮影した時間や光の角度を覚えておいて、照明を使って再現。環境を読み解く力が必要になる」受講生コメント「影の落ち具合を再現するのが難しかった。太陽光をアイランプ一つで再現できるのが面白い」自然光はすべての光の源です。人口光源でそれを再現するためには、距離、角度、性質、光を読むことが大切です。光も、読み物、、、、。

さて、最終回の5回は、さらに踏み込んだ光の回、、、、涙の最終回です!

最後に!もっと踏み込んでいきたい方は、、、、

鈴木心写真ワークショップ開催ご希望の方へ

1、法人主催の場合は1時間1人5000円で五人以上で開催することができます。習熟度を充実させるために、開催人数上限は10人。開催回数は3〜5回とさせていただきます。開催時間は応談可能です。

2、個人主催は朝のオフラインサロンへお申し込みください。学生スタジオマンは割引です。学校の授業や、サークルやイベントなどでの学生主催の場合は詳細ご相談させていただきますので、いずれも鈴木心写真館へメールにてご連絡ください。suzukishinphotostudio@gmail.com 

文:加藤あやな 
「ライティングを理解するにはまだまだ訓練が必要…奥が深い…」フリーランスのライター兼エディター。ブログマガジン【タノシイアラサーノススメ】では旅・グルメ・エンタメ情報を中心に「日常がちょっと愉快になる情報」を発信しています。

写真:さいとうさおり

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