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いま、写真にできること。写真ですべきこと。

家一軒かカメラ一台か、と言われた時代があった。でもいまは、家を持たずともみんながカメラを持った時代になった。写真が日常になり、写真を見ているという自覚も、写真を撮ろうという動機ももはや無意識に行動している。

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まず、良い写真とは何だろう。

そんな絶対的な尺度は存在しない、料理だって一緒だ。美味しいと思う感覚は生い立ちや経験、各人の価値観によって決められる。であれば写真だって同じだろう。じゃあどうすれば?それは写真が何のためにあるのか想像してみれば納得できるかもしれない。

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コミュニケーションって日本語にすると?

心を伝え合うこと、だと僕は思う。愛、恋、恵、悲、悪想、心という字は相手のためにあることを意味する。写真はあなたの気持ちを伝えるための道具としてみてはどうだろう? 誰に、何を伝えたいのか、目標を決めると道筋が見えてくる。それが技術やセンスなのだ。

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眼から始まるコミュニケーション

カメラは眼の仕組みにそっくりだ。でも僕らは眼の仕組みに無自覚だ。だからまずは自分の眼がどのように動いているのか知ってみよう。それを再現することがカメラの使い方だと言っても過言ではない。見たものを伝えること、それが「写真らしさ」なのだから。

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好きなことで、生きていこう。

2011年から写真館そして自主の写真のワークショップ、そして小中高大学で写真の授業を担当してきた。そのすべては、コミュニケーションを真ん中に据えた写真の使い方、そしてビジネスの構築の仕方でした。好きなことで好きな人たちの役に立つこと、その対価で生活をしていく。そんな自分が生きてきた、見つけてきたものを共有していきたいと思っています。

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伝えるから、伝わるへ

良い写真の認識のように、価値観は人によってさまざま。だから、伝え方は相手次第で変わるものです。伝えるから、伝わるへ、相手の価値観を理解することで自身の価値観も拡張されるのです。写真は、写真のコミュニケーションを通じて、自分のコミュニケーションを拡張していく、コミュニケーションのための道具なのです。私は、その活性化に寄与していくことが、この時代の写真家のつとめだと考えています。

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ということで、写真の学校を作ってみました

20年間写真、そして、広告、教育に携わってきた経験をすべての方へ。Youtubeから書籍、ワークショップ、そしてパーソナルワークショップまで、あらゆる写真の問題解決に取り組みます。

鈴木心、写真家。1980年、福島生。東京工芸大学芸術学部写真学科卒業。在学中に数々の受賞。アマナに勤務後フリーランスとして活動。2019年、株式会社one設立。企業ブランディングや広告写真、映像作品制作に携わる傍ら、自身の作品制作発表、写真のワークショップ、YouTubeから書籍まで「共育」をテーマに、写真でできること全てを実行する。


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